東京理科大学理学部第一部の総合型選抜入試の倍率や過去問を紹介

関東の私立難関大学のひとつ、東京理科大学。

1881年に東京大学を卒業後間もない21名の若き理学士らにより「東京物理学講習所」として創立され、2年後に「東京物理学校」と改称。当時から、真に実力を身につけた学生を卒業させるという「実力主義」を貫きました。その後、1949年に新制大学の発足とともに「東京理科大学」に改組。創立以来変わらぬ伝統を堅持しつつ、科学技術と社会に対して真正面から向き合い続けてきました。その結果、高度な研究力と教育力で日本における私学随一の理工系総合大学という確固たる地位を築いています。建学の精神「理学の普及を以て国運発展の基礎とする」に込められた創設者たちの熱い想いを引き継ぎ、未来を切り拓く人材を育成することを目指しています。

理学部第一部は数学科、物理学科、化学科、応用数学科、応用化学科の5つの学科で構成されています。基礎系3学科と応用系2学科がバランスよく配置されており、学問・研究と社会的な価値創出を繋ぐ部分をしっかり学べる点が大きな特長となっています。各学科では、時代が変化しても揺らぐことのない基礎学問・基礎研究を重視しています。十分な基礎学力の上に高度な専門知識と応用力を身につけた人材を育てることを目指しています。

この記事では、そんな東京理科大学理学部第一部の総合型選抜入試について詳細を解説したいと思います!

◆東京理科大学理学部第一部の総合型選抜入試の名称

東京理科大学理学部第一部の総合型選抜入試は、「総合型選抜(英語資格検定+特定教科評価)」という名称で募集がなされています。

◆東京理科大学理学部第一部のアドミッションポリシー

各大学学部のアドミッションポリシーは必ず読みましょう。大学側がどのような人材を求めているのかを把握し、そのための準備ができているかどうか自分を省みて試験対策をおこなっていく必要があります。

東京理科大学の総合型選抜募集要項にはこのように書いてあります。

(募集要項より抜粋)

【理学部第一部】

建学の精神と実力主義の伝統に基づく,理学部第一部の基本理念のもと,

1.高等学校までに習得しておくべき英語,数学などの基礎知識が習得されていること

2.数学・物理・化学の各専門分野の基礎知識が十分に習得されていること

3.思考力,判断力,表現力などが十分な水準にあること

を多様な選抜方法により広く求める。

募集要項のURL:https://www.tus.ac.jp/admissions/university/guideline/general/

◆出願条件・日程

東京理科大学理学部第一部の総合型選抜入試には出願条件に制約があります。

・Web出願登録期間:2024年10月21日(月)10時~ 10月29日(火)23時59分

・出願書類郵送期間:   10月28日(月)~10 月30日(水)

・試験日:        11月17日(日)

・合格発表日:      12月6日(金)10 時

出願資格は以下のとおりです。

また、「志願者調書」などの書類も提出する必要があります。

詳細は募集要項を確認してください。

https://www.tus.ac.jp/admissions/university/guideline/general/

◆試験内容

出願書類による書類審査と、小論文、面接、口頭試問によって総合的に判断され、合否が決定します。

①書類審査

②小論文

③面接

④口頭試問

①書類審査

出願書類の中でも、「志願者調書」は、自身をアピールする書類として重要ですので入念に準備しましょう。

「志願者調書」には、以下の1~3について記入します。

1.学部、学科を志望する理由、入学後に学びたい分野・テーマ及びその学修計画、大学卒業後を見据えた目標

2.学術的な要素を含む活動

(教科・科目の学習に関する活動、「総合的な探究の時間」等において取り組んだ課題研究、科学オリンピック等の学術的要素を含む各種大会、自主的に学習・調査・研究をした内容等について)

3.高等学校での学習以外(課外活動等)に関する活動

  (学校の内外で意欲的に取り組んだ活動(生徒会活動、部活動、ボランティア活動、留学・海外経験等)について

記入するスペースが限られているので、わかりやすく、端的にまとめて記入する必要があります。詳細は、募集要項を確認してください。

https://www.tus.ac.jp/admissions/university/guideline/general/

②小論文

小論文試験の内容は学科によって異なります。各学科の試験内容は以下のとおりです。

【数学科】

数学(数学Ⅰ,数学Ⅱ,数学A, 数学B)に関する小論文試験が行われます。試験時間は60分です。数学Aは「図形の性質」「場合の数と確率」,数学Bは「数列」「統計的な推測」から出題されます。

大学ホームページにサンプル問題が掲載されていますので、確認しておきましょう。(https://www.tus.ac.jp/admissions/university/data/

【物理学科】

数学(数学Ⅰ,数学Ⅱ,数学A,数学B)・物理学(物理基礎・物理)に関する小論文試験が行われます。試験時間は60分です。数学Aは「図形の性質」「場合の数と確率」,数学Bは「数列」「統計的な推測」から出題されます。

大学ホームページに出題趣旨が記載されていますので、確認しておきましょう。

https://www.tus.ac.jp/admissions/university/data/

【化学科】

化学(化学基礎・化学)に関する小論文試験が行われます。試験時間は30分です。

大学ホームページに出題趣旨が記載されていますので、確認しておきましょう。

https://www.tus.ac.jp/admissions/university/data/

【応用数学科】

数学(数学Ⅰ,数学Ⅱ,数学A, 数学B)に関する小論文試験が行われます。試験時間は30分です。数学Aは「図形の性質」「場合の数と確率」,数学Bは「数列」「統計的な推測」から出題されます。

大学ホームページに過去問が掲載されていますので、確認しておきましょう。

https://www.tus.ac.jp/admissions/university/data/

【応用化学科】

化学(化学基礎・化学)に関する小論文試験が行われます。試験時間は30分です。

大学ホームページに出題趣旨が記載されていますので、確認しておきましょう。

https://www.tus.ac.jp/admissions/university/data/

③面接

面接では志望理由など、「志願者調書」の内容について質問されることが想定されます。自身の言葉でわかりやすく説明できるよう、練習しましょう。

また、入学意欲が高いか、アドミッションポリシーに合致しているかについても問われます。アドミッションポリシーをしっかりと確認し、大学が求めている学生であることをアピールできるようにしましょう。

④口頭試問

口頭試問の内容は学科によって異なります。各学科の口頭試問の内容は以下のとおりです。

【数学科】

数学に関する口頭試問が行われます。

【物理学科】

数学(数学Ⅰ,数学Ⅱ,数学Ⅲ,数学A,数学B,数学C)・物理学(物理基礎・物理)に関する口頭試問が行われます。数学Aは「図形の性質」「場合の数と確率」,数学Bは「数列」「統計的な推測」、数学Cは「ベクトル」「平面上の曲線と複素数平面」から出題されます。

【化学科】

化学(化学基礎・化学)に関する口頭試問および実験実技が行われます。

【応用数学科】

数学に関する口頭試問が行われます。

【応用化学科】

化学(化学基礎・化学)に関する口頭試問が行われます。

◆募集人員・倍率情報

募集人員は 

数学科10名、物理学科10名、化学科10名、応用数学科10名、応用化学科10名です。

倍率は

2024年度入試2023年度入試2022年度入試
数学科3.61.91.2
物理学科1.51.42
化学科2.81.72
応用数学科2.51.61.8
応用化学科1.82.71.3

出願条件が比較的易しいところに対し、倍率もそれほど高くないので、是非チャレンジしていただきたい入試です。

以上、東京理科大学理学部第一部の総合型選抜入試についてご紹介しました。

オーソドックスな試験なだけに、面接で語る内容で差がつく可能性があります。

自分がどんな未来像を持っており、それはどのような原体験から生まれた理想で、その理想を実現するために今、そして大学で何を学ぶのか。

話の中からこのようなストーリーを感じられる受験生に、面接官は納得し、魅力を感じます。

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