津田塾大学総合政策学部の総合型選抜入試の倍率や過去問を紹介

関東の難関私立女子大学のひとつである津田塾大学。

津田塾大学は、1900年、津田梅子によりわが国初の女子高等教育機関の一つである「女子英学塾」として誕生しました。「個性を重んじる少人数教育と高度な英語教育により、高い専門性と豊かな教養を身につけたオールラウンドな女性を育成する」という創立者の教育理念のもと、学生一人ひとりに向き合った教育を展開しています。充実した独自の英語教育や少人数制のセミナー、キャンパスを越えた学びなど、きめ細やかで質の高い教育を提供しています。

総合政策学部では、英語やデータ分析を土台に諸問題を解決する力を養成します。課題解決能力を培う土台として、「英語」「ソーシャル・サイエンス」「データ・サイエンス」を必修とし、PBL(課題解決型学習)の手法を活用しながら、学生自ら課題を発見し、その解決に向けて調査・研究を行なうといった主体的な学びを展開しています。

この記事では、そんな津田塾大学総合政策学部の総合型選抜入試について詳細を解説したいと思います!

◆津田塾大学総合政策学部の総合型選抜入試の名称

津田塾大学総合政策学部の総合型選抜入試は、「総合型選抜」という名称で募集がなされています。

◆津田塾大学総合政策学部のアドミッションポリシー

各大学学部のアドミッションポリシーは必ず読みましょう。大学側がどのような人材を求めているのかを把握し、そのための準備ができているかどうか自分を省みて試験対策をおこなっていく必要があります。

津田塾大学の公式ホームページにはこのように書いてあります。

(公式HPより抜粋)

津田塾大学総合政策学部総合政策学科は、現代社会が抱える課題の解決に取り組み、より良い社会の仕組みをつくりだすことのできる、リーダーシップを備えた女性を育成することを目指しています。とりわけそこで重視されるのは、社会の諸相を正確に把握し、問題の所在や解決すべき課題を的確に抽出できる認識力と分析力、根拠や条件に基づいて現実的な課題解決方法をねばり強く探求していく思考力、主体的に課題解決に取り組みその解決策を実行するための行動力、他者とのあいだで合意を形成し共通のルールをつくりだすことのできる実践的な英語力と高度なコミュニケーション能力、です。こうした能力を養うために、総合政策学部総合政策学科では次のような意欲と学力をもった入学者を求めます。

・現代社会が抱えるさまざまな課題への関心と、それを解決しようとする意欲

・旺盛な知的好奇心と行動力

・自らの能力を高めるために主体的に学び続ける意志

・論理的に考え、表現する力

・英語で聞き、話し、読み、書くための語彙・文法の基礎力、並びにそれに基づく英語コミュニケーション力

・自らの生きる社会や時代のありようを理解するための歴史的・地理的・文化的知識

・データ分析の土台となる基礎的な数理的思考力

公式HPのURL:

https://www.tsuda.ac.jp/admissions/ug-ad-policy.html

◆出願条件・日程

津田塾大学総合政策学部の総合型選抜入試には、出願条件に制約があります。

・出願期間:  2025年9月1日(月)~9月17(水)

・第1次選考(書類選考)合格発表日: 10月4日(土)

・第2次選考試験日: 10月25日(土)

・第2次選考合格発表日: 11月12日(水)

出願条件は以下のとおりです。

また、「志望理由書」などの書類も作成して提出する必要があります。

詳細は、入試要項で確認してください。

https://www.tsuda.ac.jp/admissions/ug-others/ug-ao.html

◆試験内容

①第1次選考:書類選考

②第2次選考:面接 

①第1次選考:書類選考

第1次選考は、出願書類により行われます。出願書類をもとに、総合政策学部総合政策学科の求める学生像を基準として審査されます。

「志望理由書」は、総合政策学部総合政策学科を志望する動機について1200字以内で記入します。

「現代社会抱える諸問題に関する論述問題 解答用紙」は、大学公式HPから事前課題と解答用紙をダウンロードし、自分の言葉で1200字以内で記入します。

また、「英語の能力を証明する書類」や「調査書」なども提出する必要があります。詳細は入試要項で確認してください。

https://www.tsuda.ac.jp/admissions/ug-others/ug-ao.html

②第2次選考:面接

第1次選考の合格者に対し、第2次選考では面接が課されます。

面接では、事前課題の解答内容や志望理由書をもとに、津田塾大学での学修に関する希望、問題意識、 将来への抱負について問われます。

◆募集人員・倍率情報

募集人員は 

総合政策学科 20名です。

倍率は

2025年度入試2024年度入試2023年度入試
総合政策学科2.01.41.7

出願条件が比較的易しいところに対し、倍率もそれほど高くないので、是非チャレンジしていただきたい入試です。

以上、津田塾大学総合政策学部の総合型選抜入試についてご紹介しました。

オーソドックスな試験なだけに、面接で語る内容で差がつく可能性があります。

自分がどんな未来像を持っており、それはどのような原体験から生まれた理想で、その理想を実現するために今、そして大学で何を学ぶのか。

話の中からこのようなストーリーを感じられる受験生に、面接官は納得し、魅力を感じます。

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