東海大学体育学部の総合型選抜入試の倍率や過去問を紹介
2025/08/26
東海大学は、北海道から九州まで、全国にキャンパスを展開する国内最大級の私立総合大学です。「文理融合」を教育理念とし、知識偏重教育を取らず幅広い視野と柔軟な発想力を持つ人材の育成を目指しています。7つのキャンパスには23学部、62学科が設置されており、文理ともに幅広い学びの分野で深い専門性や複眼的な視野を育む教育を実践しています。教育、研究、国際交流、産学連携に力を入れ、学生の多様な興味・関心を尊重する文化があります。スポーツやキャリア支援にも強く、実社会への結びつきを重視しています。
体育学部は湘南キャンパスにあり、体育学科、競技スポーツ学科、武道学科、生涯スポーツ学科、スポーツ・レジャーマネジメント学科の5つの学科が設置されています。体育学部では、体育・スポーツ科学の学修を通じて柔軟な思考力と判断力を身につけ、体育・スポーツ科学の専門家としての指導力・実践力を持ち、平和で健康的な社会の創造に貢献することのできる人材を育成することを目指しています。
この記事では、そんな東海大学体育学部の総合型選抜入試について詳細を解説したいと思います!
◆東海大学体育学部の総合型選抜入試の名称
東海大学体育学部の総合型選抜入試は、「総合型選抜 学科課題型」、「総合型選抜 スポーツ・音楽自己推薦型」、「総合型選抜 適性面接型」という名称で募集がなされています。
◆東海大学体育学部のアドミッションポリシー
各大学学部のアドミッションポリシーは必ず読みましょう。大学側がどのような人材を求めているのかを把握し、そのための準備ができているかどうか自分を省みて試験対策をおこなっていく必要があります。
東海大学の公式ホームページにはこのように書いてあります。
(公式ホームページより抜粋)
【体育学科】
■求める学生像
体育学部体育学科の教育目標を理解し、この目標を達成するために自ら学ぶ意欲をもった人材。及び、ディプロマ・ポリシーで求められている能力を、身につけられると期待できる基礎学力を十分有する人材。
■入学者にもとめる知識・技能・思考力・判断力・表現力・態度
(1) 知識・技能
英語では、高校での英語の科目の履修を通して英語の文章理解力、表現力、コ ミュニケーション能力を身につけておくことが望ましい。
国語あるいは、数学のいずれかについては、次のことが望まれます。国語では、 高校での国語の履修を通して日本語の文章理解力、表現力、コミュニケーション 能力を身につけておくことが望ましい。
数学では、高校での数学の履修を通して公式や計算方法を理解した上で、それら を応用できる能力を身につけておくことが望ましい。
また、体育学科では、体育・スポーツ指導に必要な基礎的な実技能力を身につけ ておくことが望ましい。
(2)思考力・判断力・表現力
体育・スポーツに関する諸問題を人文社会科学、自然科学の学問を用いて理解す るために、文系・理系に偏ることない知識を持ち、柔軟な思考力と総合的な判断 力が期待できること。
(3)主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
身体運動の実践と体育・スポーツ科学の探求に関して、多様な価値観と自分自身 の役割を理解し、様々な人々や組織と協調して主体的に取り組むことが期待でき ること。
【競技スポーツ学科】
■求める学生像
体育学部競技スポーツ学科の教育目標を理解し、この目標を達成するために自ら学ぶ意欲をもった人材。及び、ディプロマ・ポリシーで求められている能力を、身につけられると期待できる基礎学力を十分有する人材。
■入学者にもとめる知識・技能・思考力・判断力・表現力・態度
(1) 知識・技能
英語では、高校での英語の科目の履修を通して英語の文章理解力、表現力、コ ミュニケーション能力を身につけておくことが望ましい。
国語あるいは、数学のいずれかについては、次のことが望まれます。
国語では、高校での履修を通して日本語の文章理解力、表現力、コミュニケー ション能力を身につけておくことが望ましい。
数学では、高校での履修を通して公式や計算方法を理解した上で、それらを応用 できる能力を身につけておくことが望ましい。
また、競技スポーツ学科においてその専門性をより高めるために、基礎的な運動 技能を有していることが望ましい。
(2)思考力・判断力・表現力
競技スポーツを通じて、自己の競技力向上に留まらず、アスリート、コーチ、ト レーナーの広範な知識や技能を総合的に思考し判断できる素養を持ち、スポーツ 界をリードできる表現力が期待できること。
(3)主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
競技スポーツを学ぶ者として、多様な価値観や他者との関係性を理解し、自らの 活動を通して主体的に社会に貢献しようとする意欲と能力が期待できること。
【武道学科】
■求める学生像
体育学部武道学科の教育目標を理解し、この目標を達成するために自ら学ぶ意欲をもった人材。及び、ディプロマ・ポリシーで求められている能力を、身に付けられると期待できる基礎学力を十分有する人材。
■入学者にもとめる知識・技能・思考力・判断力・表現力・態度
(1)知識・技能
英語では、高校での英語の科目の履修を通して英語の文章理解力、表現力、コ ミュニケーション能力を身につけておくことが望ましい。
国語あるいは、数学のいずれかについては、次のことが望まれます。国語では、 高校での国語の履修を通して日本語の文章理解力、表現力、コミュニケーション 能力を身につけておくことが望ましい。
数学では、高校での数学の履修を通して公式や計算方法を理解した上で、それら を応用できる能力を身につけておくことが望ましい。
また、武道学科では、学科の専門内容に関する実技能力を身につけておくことが 望ましい。
(2)思考力・判断力・表現力
体育・スポーツ科学、武道に関する諸問題について、広い視野から総合的に物事 を思考し判断する力、また筋道を立てて自己の考えを表現する力が期待できるこ と。
(3)主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
体育・スポーツや武道の実践を通して多様な価値観を容認し合い、その活動に対 して意欲的に取り組んだり、失敗や挫折を乗り越えて目標達成のために努力した りする力が期待できること。
【生涯スポーツ学科】
■求める学生像
体育学部生涯スポーツ学科の教育目標を理解し、この目標を達成するために自ら学ぶ意欲をもった人材。及び、ディプロマ・ポリシーで求められている能力を、身につけられると期待できる基礎学力を十分有する人材。
■入学者にもとめる知識・技能・思考力・判断力・表現力・態度
(1) 知識・技能
英語では、高校での英語の科目の履修を通して英語の文章理解力、表現力、コ ミュニケーション能力を身につけておくことが望ましい。
国語あるいは、数学のいずれかについては、次のことが望まれます。国語では、 高校での国語の履修を通して日本語の文章理解力、表現力、コミュニケーション 能力を身につけておくことが望ましい。
数学では、高校での数学の履修を通して公式や計算方法を理解した上で、それら を応用できる能力を身につけておくことが望ましい。
特に生涯スポーツ学科では、生涯スポーツ社会の実現や健康づくり運動など学科 の専門内容に関する基礎的実技能力を身につけておくことが望ましい。
(2)思考力・判断力・表現力
生涯スポーツを通じて目指す健康で安全な社会の姿と諸問題を理解するために、 柔軟な思考力と総合的な判断力が期待できること。
(3)主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
体育・スポーツ科学を学ぶ者として、価値観の多様性を受容し、生涯スポーツに 関わる諸問題の解決に主体的に取り組む態度が期待できること。
【スポーツ・レジャーマネジメント学科】
■求める学生像
体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科の教育目標を理解し、この目標を達成するために自ら学ぶ意欲を持った人材及び、ディプロマ・ポリシーで求められている能力を、身につけられると期待できる基礎学力を十分有する人材。
■入学者にもとめる知識・技能・思考力・判断力・表現力・態度
(1) 知識・技能
英語では、高校での英語の科目の履修を通して英語の文章理解力、表現力、コ ミュニケーション能力を身につけておくことが望ましい。
国語あるいは、数学のいずれかにおいては、次のことが望まれます。国語では、 高校での国語の履修を通して日本語の文章理解力、表現力、コミュニケーション 能力を身につけておくことが望ましい。
数学では、高校での数学の履修を通して公式や計算方法を理解した上で、それら を応用できる能力を身につけておくことが望ましい。
特に、スポーツ・レジャーマネジメント学科においては、その専門性をより高め るために総合的な英語力を有していることが望ましい。
(2)思考力・判断力・表現力
文理融合の観点から、総合的かつ科学的思考による経験を通した判断力、及び、 具体的に伝達できる発信力が期待できること。
また、個々人のライフスタイルに必要不可欠なスポーツ&レジャーをマネジメン トすることによるクオリティ・オブ・ライフの向上に対する興味・関心を持ち、 新たな知識・技能を積極的に実践できる力が期待できること。
(3)主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
多様な価値観を容認して友好な人間関係を築くことができ、その活動に対して効 果的なマネジメントを図ることに努め、挑戦的に取り組むことができ、さらに活 動時に生じる失敗や挫折を乗り越えて目標を実現しようと努力が期待できるこ と。
公式ホームページのURL:
◆出願条件・日程
東海大学体育学部の総合型選抜入試には「総合型選抜 学科課題型」、「総合型選抜 スポーツ・音楽自己推薦型」、「総合型選抜 適性面接型」があり、それぞれ出願条件に制約があります。
【総合型選抜 学科課題型】
・第1次選考出願期間: 2025年9月1日(月)~9月7日(日)
・第1次選考合格発表日: 9月26日(金)
・第2次選考出願期間: 9月26日(金)~10月3日(金)
・第2次選考試験日: 10月19日(日)
・第2次選考合格発表日:11月1日(土)
出願条件は以下のとおりです。
また、「志望理由書」、「活動報告書」、「スポーツ活動報告書」、「課題」などの書類も作成して提出する必要があります。
詳細は、入試要項で確認してください。
(https://www.u-tokai.ac.jp/examination-admissions/exam/)
【総合型選抜 スポーツ・音楽自己推薦型】
・出願期間: 2025年10月10日(金)~10月18日(土)
・試験日: 11月9日(日)
・合格発表日: 11月18日(火)
出願条件は以下のとおりです。
また、「志望理由書」、「スポーツ活動報告書または音楽活動報告書」、「課題」などの書類も作成して提出する必要があります。
詳細は、入試要項で確認してください。
(https://www.u-tokai.ac.jp/examination-admissions/exam/)
【総合型選抜 適性面接型】
・出願期間: 2025年12月5日(金)~12月15日(月)
・試験日: 12月24日(水)
・合格発表日:2026年1月9日(金)
出願条件は以下のとおりです。
また、「志望理由書」、「活動報告書」、「スポーツ活動報告書」などの書類も作成して提出する必要があります。
詳細は、入試要項で確認してください。
(https://www.u-tokai.ac.jp/examination-admissions/exam/)
◆試験内容
【総合型選抜 学科課題型】
①第1次選考:書類審査
②第2次選考:課題発表(プレゼンテーション)、面接試験(口述試験含む)
①第1次選考:書類審査
第1次選考は、出願書類により総合的に評価され合否が決定します。
「志望理由書」は、入学後に学びたいことや取り組みたいことを含め、出願する学科・専攻を志望する理由を600字以内で記入します。
「課題」は学科ごとに指定された内容について作成します。2026年度入試における各学科の「課題」の内容は以下のとおりです。
<体育学科>
まず、保健体育の教科書の中から、あなたが最も興味をもったテーマを1つ選びます。次に、教科書以外の信頼できる資料(書籍、新聞、官公庁・協会・連盟公開資料等)を調べたり、自ら調査・実験をしたりするなどして、あなたが考える具体的な解決策や改善策を述べてください。
※形式は手書きのみ、A4原稿用紙(タテ置き、ヨコ書き、20字×20行)1,600字程度で作成してください。
※図表を用いる場合は、文章とは別にしてA4用紙にまとめてください。なお、図表は指定された字数には含みません。
※引用・参考文献は文章や図表とは別にしてA4用紙にまとめてください。なお、引用・参考文献は指定された字数には含みません。
※課題の主な評価ポイントは以下のとおりです。
・課題文をしっかりと読み、要求されていることに的確に答えられている か。
・資料(引用・参考文献や調査・実験結果)をもとに、論理的に記述されて いるか。
・調べた結果とあなたの見解・考察が区別される形で記述されているか。
・資料や引用・参考文献の出典が明確にされているか。
・誤字・脱字がなく、ていねいで適切な文章表現がなされているか。
<競技スポーツ学科>
下記の3つの課題から1つを選び、所定の形式に沿って作成したものを提出してください。
(1)理想的なアスリートを目指すときに重要と思われるポイントについて、あなたが現在行っているスポーツと関連づけて記述してください。
(2)スポーツの優秀なコーチを目指すときに重要と思われるポイントについて、あなたが現在行っているスポーツと関連づけて記述してください。
(3)スポーツの優秀なトレーナーを目指すときに重要と思われるポイントについて、あなたが現在行っているスポーツと関連づけて記述してください。
※形式は、手書きの場合はA4原稿用紙(ヨコ書き、20字×20行)1,200字程度、パ ソコン等で作成する場合はA4用紙(ヨコ書き、20字×20行)1,200字程度で、必 ずタイトルをつけてください。図表を用いる場合は、文書とは別にA4用紙1枚 以内で作成してください。
※課題の主な評価ポイントは以下のとおりです。
・今後あなたが進みたい方向性を、明確にとらえられているか。
・現在あなたが行っているスポーツと、十分に関連づけられているか。
・調べた結果だけでなく、あなたの意見も記述されているか。
<武道学科>
下記の3つの課題から1つを選び、所定の形式に沿って作成したものを提出してください。
(1)柔道・剣道の平素の稽古にあたって大切な武道精神とは、具体的にはどのような心構えや態度を指すのでしょうか。あなたの体験や見聞を踏まえた意見をまとめてください。
(2)武道の発展を図るためには、優秀な指導者が必要です。そこで、学校や地域社会における武道(柔道・剣道)の指導者として、大切な心構えや、指導上の留意点について、あなたの考えを具体的に述べてください。
(3)地域社会で活動している町道場やスポーツ少年団などを訪問し、指導方法、稽古内容、参加者などを調べ、学校の運動部活動と比較して気づいた点をまとめてください(団体名・所在地を必ず記入すること)。
本課題における武道とは、柔道・剣道を指しています。課題ではあなたの「柔道、もしくは剣道に関する実体験を踏まえた知識や意見」を述べてください。
※形式は、手書きの場合はA4原稿用紙(ヨコ書き、20字×20行)1,200字程度、パ ソコン等で作成する場合はA4用紙(ヨコ書き、20字×20行)1,200字程度です。
※文章の冒頭に、なぜその課題を選んだのか理由を明記してください。
※図表を用いる場合は、文章とは別にしてA4用紙にまとめてください。なお、図 表は指定された字数には含みません。
※課題の主な評価ポイントは以下のとおりです。
・文章の冒頭に課題を選択した理由が明記されているか。
・調べた結果だけでなく、あなたの意見や考えも記述されているか。
・誤字・脱字がなく、ていねいで適切な文章表現がなされているか。
<生涯スポーツ学科>
あなたの住んでいる地域における健康もしくはスポーツに関する政策と具体的な取り組みについて事例を調べたうえで、生涯スポーツをより振興させる方策について、あなたの考えをまとめてください。
※形式は手書きで、A4原稿用紙(ヨコ書き、20字×20行)2,400字以内、6枚以内 で作成してください。必ずタイトルをつけてください。
※図表などを用いる場合は、文章と別にA4用紙にまとめ、添付してください。な お、図表は指定された字数・枚数には含みません。図表は、手書きで作成して も、パソコンで作成しても構いません。
※文章や図表の作成に使用した参考文献・資料は、本文とは別のA4原稿用紙に明 記してください。なお、参考文献・資料は、指定された字数・枚数には含まれ ません。
※課題の主な評価ポイントは以下のとおりです。
・課題と提出された内容に整合性があるか。
・健康もしくはスポーツに関する政策と具体的な取り組みが記述されている か。
・生涯スポーツを振興させる考えが具体的に記述されているか。
・構成が適切で誤字・脱字がなく、ていねいに記述されているか。
・参考文献・資料の出典が明確に示されているか。
<スポーツ・レジャーマネジメント学科>
下記の3つの課題から1つを選び、所定の形式に沿って作成したものを提出してください。
(1)祭りや日本の伝統文化を実際に取材、体験して報告書を提出してください。
(2)子どものあそびについて取材し、報告書を提出してください。
(3)スポーツやレジャーのイベントを実際に取材、体験して報告書を提出してください。
※形式は、手書きの場合はA4原稿用紙(ヨコ書き、20字×20行)6枚程度、パソコン 等で作成する場合:A4用紙(ヨコ書き、40字×30行)2枚程度です。図表を用いて 説明する場合は、図表は文章とは別にして、A4用紙にまとめてください。
※いずれの課題も引用・参考文献を必ず記載してください。
※引用・参考文献・資料・図表は、指定された枚数には含みません。
※課題の主な評価ポイントは以下のとおりです。
・課題の選択理由が明記されているか。
・スポーツ・レジャー・あそび・ゆとりなどの概念を的確に捉えているか。
・独創的な工夫がなされているか。
・実際に取材、体験をし、その事実に基づき、あなたの意見や考えが記述さ れているか。
・問題を発見しようとし、今後の展望について盛り込まれているか。
・引用・参考文献・資料の出典が明記されているか。また調べた方法が明記 されているか。
・誤字・脱字がなく、ていねいで適切な文章表現がなされているか。
その他の出願書類についての詳細は、入試要項で確認してください。
(https://www.u-tokai.ac.jp/examination-admissions/exam/)
②第2次選考:課題発表(プレゼンテーション)、面接試験(口述試験含む)
第1次選考の合格者に対し、第2次選考では課題発表(プレゼンテーション)と面接試験(口述試験含む)が課されます。試験時間は、課題発表と面接試験合わせて25分程度です。
各学科の課題発表と面接試験の内容は以下のとおりです。
<体育学科>
課題発表では、第一次選考の際に提出した課題の内容をさらにわかりやすく説明します。その際、図表や資料を記入したパネル・模造紙・配付資料(2名分)などを準備して発表します。発表後、質疑応答が行われます。発表の際にメモを持参しても構いません。
課題発表で使用できる機器等については以下のとおりです。
面接試験では、志望動機等についての一般的な質問の他に、保健体育の教科書に記載されている事項について、保健・体育の分野からそれぞれ1〜2問程度の口述試験が行われます。
<競技スポーツ学科>
課題発表では、第一次選考の際に提出した課題について発表します。内容をわかりやすく効果的に発表するために、以下のもの(いずれか1つ)を準備して発表してください。
①パネル、模造紙(2枚以内)。
②A4用紙で10枚以内にまとめた図表等の補助資料。
面接試験では、志望動機等についての一般的な質問の他に、アンチ・ドーピング(フェアプレイとの関連)とスポーツ倫理(ゲーム中の意図的な反則や暴力、審判への無謀な抗議、試合会場内外での暴動等)についての口述試験が行われます。
<武道学科>
課題発表では、第一次選考の際に提出した課題について発表します。発表の際は、提出した課題についてさらに詳しく発表します。また、発表資料(パネルや模造紙あるいは配付資料等)を準備したうえで発表してください。
面接試験では、志望動機等についての一般的な質問の他に、柔道・剣道を中心とした武道に関する事項について、2〜3問程度の口述試験が行われます。
<生涯スポーツ学科>
課題発表では、第一次選考の際に提出した課題について発表します。発表の際には、手元の資料として、第一次選考の際に提出した課題のコピーや発表原稿メモなどを見ても構いません。発表は口頭で行います。補助資料として、課題の内容をわかりやすくするためにまとめたもの(模造紙、配付資料、フリップボード、スケッチブック等)を準備しても構いません。
面接試験では、志望動機等についての一般的な質問の他に、保健体育の教科書に記載されている事項の中から、ライフステージやライフスタイル等とスポーツの関連性及び身体活動・運動と健康の関連性に関する内容について、2〜3問程度の口述試験が行われます。
<スポーツ・レジャーマネジメント学科>
課題発表では、第一次選考の際に提出した課題について発表します。課題発表は口頭で行います。発表の際は内容をわかりやすく説明できるように、模造紙、パネルなどで資料を提示したり、可能であれば実演も行うような工夫をしてください。
面接試験では、志望動機等についての一般的な質問の他に、英語の基礎学力(短文の音読・和訳等)及びスポーツ・レジャーに関する事項についての口述試験が行われます。
【総合型選抜 スポーツ・音楽自己推薦型】
「総合型選抜 スポーツ・音楽自己推薦型」では、「調査書」、「志望理由書」、「スポーツ活動報告書または音楽活動報告書」を基本資料に、指定する課題に対する取り組みと、試験会場で実施される「課題発表〈プレゼンテーション〉」と「面接試験(口述試験含む)」を併せて総合的に判断され、合否が決定します。
①書類審査
②課題発表(プレゼンテーション)
③面接試験(口述試験含む)
①書類審査
「志望理由書」は、入学後に学びたいことや、取り組みたいことを含め、出願する学科・専攻を志望する理由を600字以内で記入します。
「スポーツ活動報告書または音楽活動報告書」は、大学ホームページからダウンロードして作成します。中学校を卒業した年の4月1日以降の活動について記入します。作成は、出身校または所属クラブ・音楽系団体等に依頼し、出身校または所属クラブ・音楽系団体等で厳封します。
「課題」は、以下の中から一つ選んで作成し提出します。
<スポーツ競技能力で出願する場合>
A スポーツ(競技)活動を通して、将来あなたは、社会においてどのような活躍 をしたいと思うか、具体的にまとめてください。
B あなたが行ってきたスポーツ競技における、あなた自身の今後の課題と、その 課題への具体的な取り組みについて、書籍等の資料に基づき、まとめてくださ い。
C これから開催されるスポーツイベントについて、具体的な名称を挙げ、その意 義と課題についてまとめてください。
<音楽的能力で出願する場合>
D あなたは、音楽活動を通して、社会に対してどのような貢献をしたいと考えま すか。
E あなたの音楽活動がこれからの学生生活にどのように活かされるか、あなたの 考えを述べてください。
なお、手書きで作成する場合は、「課題提出用原稿用紙(ヨコ書き20字×20行)」を使用し2〜3枚程度で作成します。パソコン等で作成する場合は、A4用紙を使用し、ヨコ書き、800~1200字程度で作成します。
その他の出願書類についての詳細は、入試要項で確認してください。
(https://www.u-tokai.ac.jp/examination-admissions/exam/)
②課題発表(プレゼンテーション)
提出した課題内容について、試験当日にプレゼンテーションを行ないます。時間は質疑応答を含め10分程度です。その際、よりわかりやすく説明できるように、パネル、模造紙、印刷物等の準備をするなど、何らかの工夫をしてください。パソコン等機器の使用はできません。
③面接試験(口述試験含む)
面接試験(口述試験含む)では、出願する学科・専攻に対する志望動機等についての一般的な質問と出願する学科・専攻に 関連ある基礎学力・基礎能力についての口述試験が行われます。口述試験の内容は以下のとおりです。
<体育学科>
保健体育の教科書に記載されている事項について、保健・体育の分野からそれぞれ1〜2問程度。
<競技スポーツ学科>
アンチ・ドーピング(フェアプレイとの関連)とスポーツ倫理(ゲーム中の意図的 な反則や暴力、審判への無謀な抗議、試合会場内外での暴動等)について。
<武道学科>
柔道・剣道を中心とした武道に関する事項について、2〜3問程度。
<生涯スポーツ学科>
保健体育の教科書に記載されている事項の中から、ライフステージやライフスタイル等とスポーツの関連性及び身体活動・運動と健康の関連性に関する内容について、2〜3問程度。
<スポーツ・レジャーマネジメント学科>
英語の基礎学力(短文の音読・和訳等)及びスポーツ・レジャーに関する事項について。
【総合型選抜 適性面接型】
「総合型選抜 適性面接型」では、「調査書」、「志望理由書」、「活動報告書」、「スポーツ活動報告書」を基本資料に、試験会場で実施される「適性面接試験(口述試験含む)」を併せて総合的に判断され、合否が決定します。
①書類審査
②適性面接試験(口述試験含む)
①書類審査
「志望理由書」は、入学後に学びたいことや、取り組みたいことを含め、出願する学科・専攻を志望する理由を600字以内で記入します。
「活動報告書」は、大学ホームページからダウンロードして作成します。中学校を卒業した年の4月1日以降の活動について、該当する箇所を記入します。
「スポーツ活動報告書」は、大学ホームページからダウンロードして作成します。中学校を卒業した年の4月1日以降のスポーツ活動について記入します。作成は、出身校または所属クラブに依頼し、出身校または所属クラブで厳封したうえで提出します。スポーツ活動歴がない場合でも必ず作成して提出します。
その他の出願書類についての詳細は、入試要項で確認してください。
(https://www.u-tokai.ac.jp/examination-admissions/exam/)
②適性面接試験(口述試験含む)
適性面接試験では、体育学部の全学科共通で自己PRを含め5分程度のプレゼンテーションが課されます。内容は、高校生活で力を入れて取り組んできたこととその成果、学科を志望する理由、大学で学びたいことや取り組みたいこと等について、配付資料やポスター等を用いて発表します。発表後、その内容について質問が行われます。
口述試験の内容は学科ごとに異なります。各学科の口述試験の内容は以下のとおりです。
<体育学科>
保健体育の教科書に記載されている事項について、保健・体育の分野からそれぞれ1〜2問程度。
<競技スポーツ学科>
アンチ・ドーピング(フェアプレイとの関連)とスポーツ倫理(ゲーム中の意図的な反則や暴力、審判への無謀な抗議、試合会場内外での暴動等)について。
<武道学科>
柔道・剣道を中心とした武道に関する事項について、2〜3問程度。
<生涯スポーツ学科>
保健体育の教科書に記載されている事項の中から、ライフステージやライフスタイル等とスポーツの関連性及び身体活動・運動と健康の関連性に関する内容について、2〜3問程度。
<スポーツ・レジャーマネジメント学科>
英語の基礎学力(短文の音読・和訳等)及びスポーツ・レジャーに関する事項について。
◆募集人員・倍率情報
【総合型選抜 学科課題型】
募集人員は
体育学科16名、競技スポーツ学科17名、武道学科11名、生涯スポーツ学科16名、スポーツ・レジャー マネジメント学科12名 です。
倍率は
2025年度入試 | 2024年度入試 | 2023年度入試 | |
体育学科 | 2.9 | 3.3 | 3.4 |
競技スポーツ学科 | 3.5 | 2.9 | 3.1 |
武道学科 | 1.4 | 1.1 | 1.2 |
生涯スポーツ学科 | 2.3 | 1.7 | 1.9 |
スポーツ・レジャー マネジメント学科 | 2.9 | 2.1 | 2.1 |
【総合型選抜 スポーツ・音楽自己推薦型】
募集人員は
体育学科 若干名、競技スポーツ学科 若干名、武道学科 若干名、生涯スポーツ学科 若干名、スポーツ・レジャー マネジメント学科 若干名 です。
倍率は
2025年度入試 | 2024年度入試 | 2023年度入試 | |
体育学科 | 1.4 | 1.6 | 3.3 |
競技スポーツ学科 | 1.1 | 2.7 | 6.0 |
武道学科 | 1.5 | 1.0 | 1.0 |
生涯スポーツ学科 | 1.3 | 1.3 | 1.4 |
スポーツ・レジャー マネジメント学科 | 1.5 | 1.3 | 1.0 |
【総合型選抜 適性面接型】
募集人員は
人間環境学科 若干名、芸術学科 若干名です。
倍率は
※2025年度は志願者数しか掲載されておらず、2024年度、2023年度は体育学部のデータが掲載されていないためブランクです。
2025年度入試 | 2024年度入試 | 2023年度入試 | |
体育学科 | |||
競技スポーツ学科 | |||
武道学科 | |||
生涯スポーツ学科 | |||
スポーツ・レジャー マネジメント学科 |
出願条件が比較的易しいところに対し、倍率もそれほど高くないので、是非チャレンジしていただきたい入試です。
以上、東海大学体育学部の総合型選抜入試についてご紹介しました。
オーソドックスな試験なだけに、面接で語る内容で差がつく可能性があります。
自分がどんな未来像を持っており、それはどのような原体験から生まれた理想で、その理想を実現するために今、そして大学で何を学ぶのか。
話の中からこのようなストーリーを感じられる受験生に、面接官は納得し、魅力を感じます。
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