上智大学法学部の総合型選抜入試の倍率や過去問を紹介
2024/12/30
関東の私立難関大学のひとつ、上智大学。
上智大学は1913年、当時のローマ教皇ピウス十世の命を受けた3人のイエズス会神父によって創立されました。開学以来、国や言語、学問の境界線を越え、キリスト教ヒューマニズムに基づく教育を展開してきました。キリスト教ヒューマニズムとは、「自分の才能や学びの成果を他者のために役立てることが、人間としての成長につながる」という考え方です。不確実で変化の激しい世界で、自分が生きる現実を直視しながら、よりよい世界を目指し、他者に寄り添い協働できる人―持続可能な未来のために、For Others, With Othersを実践できる人を育てることを目指しています。
上智大学の各学部学科には、個々の分野の専門性をじっくりと養うことができる体制が整備されています。四谷キャンパスに人文科学系・理工学系の9学部29学科すべてが集結する「小さな総合大学」だから実現できる、他学部他学科との連携による学際的、横断的なアプローチで、自身の専門分野をさまざまな角度から深めていくことができます。
法学部は、法律学科、国際関係法学科、地球環境法学科の3つの学科で構成されています。法学部の学びの本質となる「リーガルマインド」を獲得するために、歴史、道徳、哲学、政治などを取り入れながら、法律とともに人と社会への理解を深めていきます。3つの学科を縦横無尽に履修することが可能で、知識の幅を広げて新たな発見や多角的な視点を得ることができます。学部独自の専門プログラムである「法曹コース」や「英語による特修コースAQUILA」により、学生の成長と多様な進路をサポートしています。
この記事では、そんな上智大学法学部の総合型選抜入試について詳細を解説したいと思います!
◆上智大学法学部の総合型選抜入試の名称
上智大学法学部の総合型選抜入試は、「推薦入学試験(公募制)」という名称で募集がなされています。
◆上智大学法学部のアドミッションポリシー
各大学学部のアドミッションポリシーは必ず読みましょう。大学側がどのような人材を求めているのかを把握し、そのための準備ができているかどうか自分を省みて試験対策をおこなっていく必要があります。
上智大学の公式ホームページにはこのように書いてあります。
(公式HPより抜粋)
本学部では、大学入学前までに身に付けておくべき学力を有することを前提として、国内外を問わず、現代社会に生起する問題や紛争、地球規模の環境問題などに関心を抱き、それを法学・政治学的な観点に照らしつつ、客観的かつ柔軟に考察し、みずからの意見を主張するとともに、相手の意見に耳を傾けられるような学生を求めています。
法律学科
本学科では、社会に現実として存在する紛争や問題の法的な解決に資する思考力・構想力(いわゆるリーガル・マインド)を養成します。そのため以下の学生を受け入れます。
1.社会と人間への高い関心を有する学生
2.社会科学一般への柔軟かつ広い興味や国際問題への関心を有する学生
3.高校までの学習により、上記関心を持つのみならず柔軟な思考のできる学生
国際関係法学科
本学科では、教員と学生が一緒になって、法学および政治学を基礎とした国際関係の分析を行い、解決に向けた提言を模索していきます。そのために、次のような特質を持つ学生を求めています。
1.国際社会に生起する外交、安全保障、紛争、難民、商取引、婚姻などの諸問題について関心を持つ学生
2.世界のさまざまな地域における社会のあり方を、偏見を抱くことなく観察し、分析することができる学生
3.国際舞台で活躍する人材に成長するための基礎になるような一定の語学力を持つ 学生
地球環境法学科
本学科では、主に法学と政治学の観点から、日本や世界が直面している環境問題への取り組みに資する能力を養成します。そのため以下のような特質を有する学生を求めています。
1.環境問題に関わる人間や社会のあり方に対して、高い関心を有する学生
2.海外事情・国際情勢に対する幅広い関心と一定の語学力を備え、グローバル化する環境問題にも対応しうる学生
3.社会科学一般を中心に柔軟かつ広範な関心を有する学生
公式HPのURL:
◆出願条件・日程
上智大学法学部の総合型選抜入試には出願条件に制約があります。
・出願期間: 2024年11月1日(金) 10:00 ~ 11月7日(木) 23:59
・試験日: 11月30日(土)
・合格発表日: 12月12日(木)午前10時
出願資格は以下のとおりです。
また、「自己推薦書」や「レポート等特定課題」などの書類も作成して提出する必要があります。
詳細は入試要項を確認してください。
◆試験内容
出願書類による書類審査と、「学科試問」、「面接」によって総合的に判断され、合否が決定します。
①書類審査
②学科試問
③面接
①書類審査
出願書類の中でも、「自己推薦書」と「レポート等特定課題」は、自身をアピールする書類として重要ですので入念に準備しましょう。
「自己推薦書」には、「志望動機」、「学力」、「学業成績以外の卓越した能力」、「課外活動・社会活動の実績」、「特技」等を記述します。A4サイズ1枚以内、写真や図などは使用せず、文章のみで作成します。
2025年度入試の各学科の「レポート等特定課題」は以下のとおりです。
【法律学科】
社会において法が果たす役割・機能について、具体例を挙げつつ論じ、そのうえで、大学で法律学を学ぶことの意義はどこにあるかを記述します。字数はA4用紙2000字程度・横書きで、PC入力・手書き両方可です。
【国際関係法学科】
国際社会において法が果たす役割・機能について、具体的な例を挙げつつ論じ、そのうえで、大学で法学・政治学を学ぶことの意義についても記述します。字数はA4用紙2000字程度・横書きで、PC入力・手書き両方可です。
【地球関係法学科】
具体的な環境問題を1つ挙げ、それがどのような問題であるか、また、これまでにどういった法的対応がなされてきたか、を説明します。その上で、今後どのような法的対応が必要か、自身の考えを記述します。字数はA4用紙2000字程度・横書きで、PC入力・手書き両方可です。
②学科試問
学科試問の内容は学科によって異なります。それぞれの学科の学科試問の内容は以下のとおりです。
【法律学科】
社会と法に関する設問を含む小論文試験が行われます。試験時間は60分、小論文の字数は800字です。
【国際関係法学科】
国際関係に関する小論文試験が行われます。試験時間は60分、小論文の字数は800字です。
【地球環境法学科】
社会(環境問題を含む)と法に関する小論文試験が行われます。試験時間は60分、小論文の字数は800字です。
③面接
面接では志望理由や自己アピールなど、出願書類の内容について質問されることが想定されます。自身の言葉でわかりやすく説明できるよう、練習しましょう。
また、入学意欲が高いか、アドミッションポリシーに合致しているかについても問われます。アドミッションポリシーをしっかりと確認し、大学が求めている学生であることをアピールできるようにしましょう。
◆募集人員・倍率情報
募集人員は
法律学科28名、国際関係法学科14名、地球環境法学科11名 です。
倍率は
2024年度入試 | 2023年度入試 | 2022年度入試 | |
法律学科 | 3.1 | 2.7 | 2.2 |
国際関係法学科 | 1.5 | 2.5 | 2 |
地球環境法学科 | 2.7 | 2.4 | 2.9 |
出願条件が比較的易しいところに対し、倍率もそれほど高くないので、是非チャレンジしていただきたい入試です。
以上、上智大学法学部の総合型選抜入試についてご紹介しました。
オーソドックスな試験なだけに、面接で語る内容で差がつく可能性があります。
自分がどんな未来像を持っており、それはどのような原体験から生まれた理想で、その理想を実現するために今、そして大学で何を学ぶのか。
話の中からこのようなストーリーを感じられる受験生に、面接官は納得し、魅力を感じます。
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