成城大学文芸学部の総合型選抜入試の倍率や過去問を紹介

都内の私立大学の一つの成城大学。キャンパスは世田谷区に設置されており、落ち着いた学習環境と徹底した少人数教育が特徴の人気のある大学です。大学群「成成明学」のひとつで、偏差値的には中堅〜難関に位置づけられています。そのため、就職での評判も高い大学です。また、大学だけでなく幼稚園から大学まで運営しており、すべて敷地内にあるのが特徴です。

その中で文芸学部は英文学科、芸術学科をはじめとした６つの学科を設置しており、幅広い学問を学ぶことができます。特に特に学科横断的な学びがより可能になったことが特徴です。

文芸学部の「主専攻・副専攻」制度により、希望すれば、自分の在籍する学科を主専攻とし、文芸学部の他の学科の中からもう一つの学科を選んで副専攻に指定することができます。

この記事では、そんな成城大学文芸学部の総合型選抜入試について詳細を解説したいと思います！

◆成城大学文芸学部の総合型選抜入試の名称

成城大学文芸学部の総合型選抜入試は「総合型選抜」という名称で募集がなされています。

◆成城大学文芸学部のアドミッションポリシー

各大学学部のアドミッションポリシーは必ず読みましょう。大学側がどのような人材を求めているのかを把握し、そのための準備ができているかどうか自分を省みて試験対策をおこなっていく必要があります。

成城大学経済学部の入試要項にはこのように書いてあります。

（要項より抜粋）

◆出願条件・日程

成城大学経済学部の総合型選抜入試には出願条件に制約があります。

以下の１～３を全て満たす者。

1.大学（短期大学を含む。大学院を除く。）の入学資格で以下の①または②に該当する者。
①高等学校または中等教育学校を卒業した者、および2022年3月までに卒業見込みの者。
②高等学校と同等と認定された在外教育施設（文部科学大臣認定等在学教育施設文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程を有すると認定した在外教育施設）の課程を修了した者、および2022年3月までに修了見込みの者。

2.高等学校生徒指導要録による5段階評定で、高等学校で学んだ全ての教科・科目の評定平均が3.8以上の者。

3.英語の能力が本学部の定める以下のいずれかの基準を満たしている者。ただし、各外国語検定試験のスコアは、高校入学後に取得したものに限る。

実用英語技能検定2級（CBTも可）以上
TOEIC®（団体特別受験制度（IPテスト）を除く）520点以上
GTEC（CBTタイプに限る）900点以上
TOEFLiBT®（ITPテストを除く）42点以上
英語科目の評定平均4.2以上

全科目の評定平均３．８以上と英検二級相当の資格を持っているか、英語の評定平均が４．２以上であることを満たす必要があります。

日程については

・一次選考出願時期　9月5日～16日　（一次選考は書類審査）

・一次選考　　　　　10月1日　　

・一次選考合格発表日　10月7日

・二次選考出願期間 10月10日～10月28日

・二次選考試験日　11月13日　（小論文、面接）

・二次選考合格発表日　11月18日

◆試験内容

①書類選考

②小論文・口頭試問

①書類選考

受験生が提出した書類を大学側が評価し、合否が決定します。提出書類で重要となってくるのは「活動報告書」と「志望理由書」です。志望報告書の設問は４つであり、経済学を学びたい理由、志望理由、入学後のプラン、卒業後のプランとオーソドックスな内容です。自分のアピールポイントは何か、それをどう表現するかが重要なのでしっかりと対策しましょう。

②小論文（９０分）面接（２０分）

成城大学経済学部は小論文と面接が二次試験で課されています。小論文の問題形式は課題文を読み、それに対する自分の意見を１０００字程度で問う形となっています。ここでは課題文を要約する力や文章力が必要になります。

また、面接の内容は王道と言えます。志望理由を中心に、高校での活動や受験生がアドミッションポリシーに合致するかどうかを問われる可能性が高いです。過去・現在・未来の軸がしっかりと通っていることがアピールできるように準備をしておく必要があります。

また、そのほかに小論文で記述した内容を説明する時間が５分ほどあります。自分の書いた内容を正確に記憶し、自分の言葉で説明する必要があります。

◆募集人員・倍率情報

募集人員はわずか5名となっています。

	定員	2023年	2022年	2021年
経済学科	5	3.0	1.7	3.2
経営学科	5	3.4	5.4	5.3

以上、成城大学経済学部の総合型選抜入試についてご紹介しました。

オーソドックスな試験なだけに、面接で語る内容で差がつく可能性があります。

自分がどんな未来像を持っており、それはどのような原体験から生まれた理想で、その理想を実現するために今、そして大学で何を学ぶのか。

話の中からこのようなストーリーを感じられる受験生に、面接官は納得し、魅力を感じます。

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