成城大学法学部の総合型選抜入試の倍率や過去問を紹介

都内の私立大学の一つの成城大学。キャンパスは世田谷区に設置されており、落ち着いた学習環境と徹底した少人数教育が特徴の人気のある大学です。大学群「成成明学」のひとつで、偏差値的には中堅〜難関に位置づけられています。そのため、就職での評判も高い大学です。また、大学だけでなく幼稚園から大学まで運営しており、すべて敷地内にあるのが特徴です。

その中で法学部は「Back to the Basics」の理念のもとに、法律の基礎知識を学ぶことができます。ゼミナールの開始が1年生の後期とほかの大学と比べて早く、少人数でより深い内容を学ぶことができることが特徴です。

この記事では、そんな成城大学法学部の総合型選抜入試について詳細を解説したいと思います!

◆成城大学法学部の総合型選抜入試の名称

成城大学法学部の総合型選抜入試は「総合型選抜」という名称で募集がなされています。

◆成城大学法学部のアドミッションポリシー

各大学学部のアドミッションポリシーは必ず読みましょう。大学側がどのような人材を求めているのかを把握し、そのための準備ができているかどうか自分を省みて試験対策をおこなっていく必要があります。

成城大学法学部の入試要項にはこのように書いてあります。

(要項より抜粋)

法学部は、その教育の基本理念のもと、次のような学生を求めています。

社会と人間に対する興味や関心があること。

法学の基礎は、まず実際に適用されている法律を知ることから始まります。その目的は、法律がどのような考えに基づいて制定されているのかを自分自身で解き明かし、他者とのコミュニケーションも糧としつつ、法律的な考え方”リーガルマインド”を修得することにあります。そのためにも、社会と人間に対して関心を持っていることを求めています。

◆出願条件・日程

成城大学法学部の総合型選抜入試には出願条件に制約があります。

法学部の総合型選抜(旧AO入試)に出願できるのは、以下のいずれかに当てはまる人です。

①高等学校を卒業した者、または2022年3月高等学校を卒業見込みの者。
②大学入学資格を有する者。
③本学が入学資格ありと認めた者。

・法学部の出願条件に評定平均や英語資格に関する条件はありません。法律に興味がある、もしくは学んでみたい意欲がある方はぜひ挑戦してほしい試験です。

日程については

・一次選考出願時期 9月5日~16日 (一次選考は書類審査)

・一次選考     10月1日  

・一次選考合格発表日 10月7日

・二次選考出願期間  10月10日~10月28日

・二次選考試験日 11月13日 (小論文、面接)

・二次選考合格発表日 11月18日

◆試験内容

①書類選考・文章読解力審査

②小論文・口頭試問

①書類選考・文章読解力審査 

 受験生が提出した書類を大学側が評価し、合否が決定します。提出書類で重要となってくるのは「志願理由書」です。自分がなぜ法学部を志すのか、ほかの大学ではできないことは何かなどアピールする必要があります。

一次選考は書類審査だけでなく、会場に集まって試験を解く必要があります。試験内容は600時から10000字程度の資料の読解です。国語の基礎学力が求められます。普段から文章を読んでおくことが対策となります。

②面接:資料分析力・表現力審査

成城大学法学部では面接が二次試験で課されています。

面接の前に、特定のて―目についての資料を15分間読み、そのあとに資料についての議論をすることができるかと社会問題に関する質問をされます。その中には書類にある志願理由書についての質問も含まれています。過去・現在・未来の軸がしっかりと通っていることがアピールできるように準備をしておく必要があります。信頼できる講師と相談し対策しましょう。

◆募集人員・倍率情報

募集人員はわずか5名となっています。

定員2023年2022年2021年
103.53.42.9

以上、成城大学法学部の総合型選抜入試についてご紹介しました。

オーソドックスな試験なだけに、面接で語る内容で差がつく可能性があります。

自分がどんな未来像を持っており、それはどのような原体験から生まれた理想で、その理想を実現するために今、そして大学で何を学ぶのか。

話の中からこのようなストーリーを感じられる受験生に、面接官は納得し、魅力を感じます。

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