理系の総合型選抜で合格するためにやっておくべき対策とおすすめの塾4選
2025/07/11
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理系で総合型理系で総合型選抜を受けたいけど、何から始めたらいいのかわからない…。理系って小論文や面接の難易度が高いって本当?塾には通った方がいいの?総合型選抜入試で理系学部の合格を目指している人の中には色々な不安を抱えている人もいるかもしれません。
実は、理系の総合型選抜入試においても、文系と同様に的確な対策をおこない、サポート体制をととのえておくことで、合格可能性を高めることが可能です。特に、理系ならではの評価ポイントを理解し、計画的に対策を進めること、そして専門的なサポートが受けられる塾を選ぶことで、合格率は大きく変わってきます。
この記事では、理系の総合型選抜における特徴や注意点を整理したうえで、合格に向けてやっておくべき具体的な対策と、理系総合型に強いおすすめの塾4選を紹介します。読者が不安を減らし、自信をもって対策を進められる内容をお届けします。
理系でも総合型選抜で合格できる?文系との違いとチャンスの掴み方
「総合型選抜は文系の受験生向け」と思っていませんか?
実は、理系の学生でも総合型選抜で合格を勝ち取っているケースは年々増加しています。
確かに、「文章を書くのが苦手・・・」などの理由で、文系に比べて志望理由書や小論文、面接などに不安を感じる理系進学希望者は多いようです。しかし、理系ならではの探究心や論理的思考力をアピールできれば、それはむしろ大きな武器になります。
ここでは、文系との違いや理系の受験生がとるべき戦略について詳しく見ていきましょう。
総合型選抜とはどんな入試方式?
総合型選抜とは、大学が提示するアドミッション・ポリシー(求める学生像)に合った人物を選抜する方式で、書類審査や面接、小論文、プレゼンテーションなどを通して評価します。理系学部では研究計画書や研究発表のような試験が採用されていることもあります。
特徴は、学力試験に重きを置かず、受験生の個性や将来性を重視する点ですが、近年では学力を一定水準まではかる動きも活発化してきています。
理系は不利?文系との主な違いとは
文系のテーマに比べ、理系の探究テーマは専門的になりがちで、志望理由書や小論文で自分の興味をうまく言語化できないケースが多いです。
また、研究活動の機会が少ない高校生にとっては、「理系としての成果」を示しづらいという難しさもあります。
理系ならではの強みを活かせるチャンスもある
とはいえ、科学的視点や課題解決力、論理的な考察力など、理系の強みは多くの大学で評価されます。特に、SDGsや地域課題の解決などに理系の知識を活かすアプローチは注目されており、理系の個性を強く打ち出すことが可能です。
また普通の高校生がなかなか研究活動などを実行に移せない中、そういった活動が出来ていれば大きなアピールポイントになるとも言え、戦略次第ではライバルに差をつけて合格を勝ち取りやすいフィールドであると言えます。
理系の総合型選抜における評価ポイントとは
理系の受験生が意識すべき「評価されやすい要素」は以下のようなものです。
評価されるのは「論理的思考力」と「探究姿勢」
論理的に物事を説明できる力や、一つのテーマに対して粘り強く調べていく姿勢は、総合型選抜において大きなアピールポイントになります。
自身のテーマについて先行研究などを手がかりに仮説を立て、研究し、自分なりの結論を導いていく力は大学入学後も理系の学生にとっては必須の力です。
理系の課外活動や研究実績はどう活かす?
たとえば、科学部での研究、課題研究、企業インターン、ものづくりイベントへの参加などは、理系としての個性や熱意を伝える手段になります。結果よりも「何を学んだか」「どんなプロセスを踏んだか」を丁寧に言語化することが重要です。
もし理系科目のコンテストや研究発表の経験があれば、必ず活かしましょう。
志望理由書や面接で伝えるべきポイント
- なぜその分野に興味を持ったのか
- どんなことを大学で学びたいのか
- 将来どのように社会で役立てたいのか
この3点を、自身の経験や将来の目標と一貫性を持たせて書くことが合格のカギです。
特に3点目の視点が抜けてしまう高校生は多いものです。「自分が好きなことをたくさん研究したい!」だけではやや幼稚だと思われてしまいます。それを研究した結果、それが世の中のどのような問題解決に繋がるのか、社会とのつながりという文脈を必ず考えておくようにしましょう。
理系の総合型選抜で成功するためにやっておくべき対策3つ
対策① 志望理由書はストーリーを軸に書く
理系の総合型選抜入試の志望理由書では、当然ながら「○○を研究したい」という明確な軸・テーマがあることが前提となります。
そのうえで、なぜ自分がその研究を、その大学でする必要があるのかという理由を、説得力を持たせて大学側に伝えなければなりません。そのうえで必要なものが「一貫性のあるストーリー」です。
理系の関心領域をどのようにストーリー化するか
興味の原点・原体験→高校での学びや経験・活動実績→大学での探究→将来の展望・社会への貢献要素
がストーリーの主な流れです。
「●●を学びたいと思っているのですが、それが実現できるのは貴学だけです。貴学で●●を研究すれば、将来的に世の中に対して◇◇な貢献ができるはずです。大学での学びの前段階として私は既に高校生として■■な活動を続けています。なぜなら幼少期に△△な体験をして、絶対に◇◇を実現したいと考え続けてきたからです。」
このような過去・現在・未来をつなぐ一貫したストーリーで構成することで、強い説得力を生み出すことができます。
対策② 小論文では「論理構成+専門的視点」が鍵
理系受験生は論理的な構成力を持っている反面、読者に伝わりやすい表現が苦手なこともあります。
理系の知識を活かしながら読みやすく書くコツ
- 難しい専門用語は避けるか、説明を添える
- 図や例を用いた説明で説得力を高める
- 「課題→原因→解決策」「仮説→検証→結果」という構成を常に意識する
対策③ 面接・プレゼンでは「自分の言葉」で語る訓練を
理系の受験生が苦手としがちなのがスクリプト暗記型の受け答えです。
本番では、面接官との対話の中で、臨機応変に自分の興味や研究テーマを語れる力が求められます。真剣に取り組んできた研究内容があれば、ある程度はどのような質問が来ても回答できるとは思いますが、質問の意図を即座に理解して適切な応答をするためには一定の訓練が必要です。
そのためには、学校の先生や塾の力を借りながら繰り返しの模擬面接やプレゼン練習が効果的です。
理系に強い!総合型選抜対策ができる塾おすすめ4選
塾を選ぶポイント:理系総合型に対応しているか?
- 理系分野に理解がある講師が在籍しているか
- 小論文や志望理由書の添削で、理系の視点を加味してくれるか
- 面接やプレゼン対策に実践的な演習があるか
塾① STIRX
総合型選抜の面接官を務める経験を持つような現役の大学教員が指導にあたる塾です。
レポート類の書き方など、大学教授の視点からのアドバイスをもらえる点が理系の受験生にとって大きな魅力です。
塾② ココミット
プロ講師が丁寧に指導してくれる塾です。
特に理系学部の対策においては社会人講師の確実な指導があると安心です。
選択するコースにはよりますが、費用も抑えめなところが良心的です。
塾③ スキルパス
理系専門を明確に謳っている塾です。
理系の研究者などが講師として在籍しており安心です。
専門性を持った塾は広く浅く手掛ける塾と比較してノウハウがあり、安心感があります。
塾④ 洋々
洋々ではすべての講座が完全個別指導になっています。
講師には経営戦略コンサルタント、元慶應大教授、ITアーキテクト、企業研修制度構築担当、建築家、弁護士、元アナウンサーなど、各分野のプロフェッショナル、エキスパートが集結しています。
理系・文系問わず、自分に合わせたハイクオリティな指導が受けられる環境が整っているといえます。
まとめ|理系でもチャンスあり!総合型選抜は早めの準備がカギ
理系の総合型選抜は、文系に比べて対策の情報が少なく、不安を感じやすい分野です。しかし、理系ならではの強み(論理性、探究心、専門性)を活かすことで、むしろ個性を打ち出しやすい入試形式でもあります。
合格のためには:
- 自分の興味・関心をストーリーとして言語化する力
- 読みやすく説得力のある志望理由書・小論文の作成
- 自分の言葉で伝える面接・プレゼン練習
- 理系総合型選抜に強い塾や指導者との出会い
これらを早めに始めることが、合格への一番の近道です。
「理系でも挑戦できる!」という意識を持ち、今すぐ動き出しましょう。