龍谷大学経済学部の総合型選抜入試の倍率や過去問を紹介

関西の準難関私立大学群、産近甲龍のひとつである龍谷大学。

龍谷大学は1639年に西本願寺に設けられた僧侶養成・教育機関「学寮」に始まる、「浄土真宗の精神」を建学の精神とする大学です。設立以来、380年以上の歴史を刻みながら、「真実を求め、真実に生き、真実を顕かにする」ことのできる人間を育んできました。現在は、10学部に約2万人の学生が学ぶ総合大学として、深草・瀬田・大宮の3つのキャンパスで教育、研究、社会貢献活動を展開しています。龍谷大学は、学生が主人公となって“つどい、つながり、つむぐ”大学です。個性豊かに進化しつづけるキャンパスと、能動的な学びを促す多彩なカリキュラムにより、学生の主体的な活動を支えています。

経済学部では、国際的・地域的な多様性を理解し課題の発見と解決に努める人間の育成を目指しています。実践的な力を身につけるために、理論を学ぶ一方で、現地を訪れて学ぶフィールドワークへの取り組みを重視しています。テーマの範囲は広く、企業経営から国際経済や貧困、財政、税制など、多岐にわたり、興味のある分野を深く学ぶことができます。

この記事では、そんな龍谷大学経済学部の総合型選抜入試について詳細を解説したいと思います!

◆龍谷大学経済学部の総合型選抜入試の名称

龍谷大学経済学部の総合型選抜入試は、「総合型選抜入試(スポーツ活動選抜)」、「総合型選抜入試(文化・芸術・社会活動選抜)」という名称で募集がなされています。

◆龍谷大学経済学部のアドミッションポリシー

各大学学部のアドミッションポリシーは必ず読みましょう。大学側がどのような人材を求めているのかを把握し、そのための準備ができているかどうか自分を省みて試験対策をおこなっていく必要があります。

龍谷大学の公式ホームページにはこのように書いてあります。

(公式HPより抜粋)

経済学部では、建学の精神に基づいて、経済学が培ってきた基礎的理論や社会の経済的諸現象を論理的に分析する能力を修得し、さらに国際的・地域的な多様性を理解して、課題の発見と解決に努める人間の育成を目指しています。

そのため、次のような人が入学することを求めています。

・入学後の学修に必要となる基礎的な学力を身につけている人

・社会や経済の様々な問題に関心を持ち、主体的に学修できる人

・物事を多角的に把握し、その上で論理的に考察する力を持つ人

ついては、高等学校等での学習では、英語・国語・数学・地理歴史・公民など幅広く学び、社会や経済の出来事にも興味や関心を持つようになることを望みます。

公式HPのURL:

https://www.ryukoku.ac.jp/about/philosophy/2025/faculty_e_25.html

◆出願条件・日程

龍谷大学経済学部の総合型選抜入試には、「総合型選抜入試(スポーツ活動選抜)」と「総合型選抜入試(文化・芸術・社会活動選抜)」があります。出願条件や日程は共通です。

・第1次選考出願期間:  2025年9月8日(月)~9月17(水)

・第1次選考合格発表日: 10月25日(土)

・第2次選考出願期間: 10月27日(月)~10月30日(木)

・第2次選考試験日:    11月8日(土)

・第2次選考合格発表日: 11月15日(土)

出願条件は以下のとおりです。

また、「活動実績証明書」や「自己推薦書」などの書類も作成して提出する必要があります。

詳細は、入試要項で確認してください。

https://www.ryukoku.ac.jp/admission/nyushi/about/sogo.html

◆試験内容

①第1次選考:書類選考

②第2次選考:小論文、面接

①第1次選考:書類選考

第1次選考は、出願書類により行われます。

出願書類は誤字脱字に注意し、正確に記入するようにしましょう。「活動実績証明書」は、入試要項(https://www.ryukoku.ac.jp/admission/nyushi/about/sogo.html)の記入要領をよく確認し、読み手が確認しやすいように作成しましょう。

②第2次選考:小論文、面接

第1次選考の合格者に対し、第2次選考では小論文と面接が課されます。

小論文では、論理的思考力や文章表現力などが評価され、経済学部で学ぶにあたっての適性が判定されます。過去には、与えられた文章の内容理解を問う問題や、関連する事柄についての意見を記述させる問題等が出題されています。大学HPに過去問が掲載されていますので、確認して対策しましょう。

https://www.ryukoku.ac.jp/admission/nyushi/download_past/index.html

面接では、アドミッションポリシーを深く理解しているかどうかが問われます。また、出願書類をもとに、志望動機や大学での学修の抱負などについて質問されます。アドミッションポリシーをしっかりと確認し、大学が求める学生であることをアピールできるようにしましょう。また、自身の言葉で志望動機を説明できるように準備しておきましょう。

◆募集人員・倍率情報

募集人員は

現代経済学科、国際経済学科 合わせて22名 です。

※募集人員は「総合型選抜入学試験〔スポーツ活動選抜〕」「総合型選抜入学試験〔文化・芸術・社会活動選抜〕」の2つの入学試験を合わせた数です。

※経済学部は、現代経済学科・国際経済学科の2学科で一括して募集を行います。

倍率は

2025年度入試2024年度入試2023年度入試
経済学部1.21.31.2

出願条件が比較的易しいところに対し、倍率もそれほど高くないので、是非チャレンジしていただきたい入試です。

以上、龍谷大学経済学部の総合型選抜入試についてご紹介しました。

オーソドックスな試験なだけに、面接で語る内容で差がつく可能性があります。

自分がどんな未来像を持っており、それはどのような原体験から生まれた理想で、その理想を実現するために今、そして大学で何を学ぶのか。

話の中からこのようなストーリーを感じられる受験生に、面接官は納得し、魅力を感じます。

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