立教大学異文化コミュニケーション学部の総合型選抜入試の倍率や過去問を紹介
2024/09/04
関東の難関私立大学群「GMARCH」のひとつである、立教大学。
1874年にアメリカ聖公会の宣教師チャニング・ムーア・ウィリアムズ主教が設立した、聖書と英学を教える私塾「立教学校」をルーツとしています。創立以来、西洋の伝統的なリベラルアーツカレッジをモデルとして、現在まで発展してきました。
150年の歴史を持つ立教リベラルアーツ教育を再構築して生まれた、学びの体系”RIKKYO Learning Style”により、グローバルな課題と社会的要請に対応し、広い視野に立って課題を発見・解決できる能力を持った「新しい」グローバルリーダーの育成を目指しています。
異文化コミュニケーション学部では、「言語研究」「通訳翻訳研究」「グローバル・スタディーズ」「コミュニケーション・スタディーズ」の4つの専門領域について学ぶことができます。さまざまな立場や視点から他者を理解するための力を身に付けます。文化や言語の多様性、異なる価値観を理解し、「ちがい」とともに共創できる人になることを目指します。
この記事では、そんな立教大学異文化コミュニケーション学部の総合型選抜入試について詳細を解説したいと思います!
◆総合型選抜入試の名称
立教大学異文化コミュニケーション学部の総合型選抜入試は、「自由選抜入試」、「国際コース選抜入試」、「アスリート選抜入試」という名称で募集がなされています。
◆立教大学異文化コミュニケーション学部のアドミッションポリシー
各大学学部のアドミッションポリシーは必ず読みましょう。大学側がどのような人材を求めているのかを把握し、そのための準備ができているかどうか自分を省みて試験対策をおこなっていく必要があります。
立教大学の公式ホームページにはこのように書いてあります。
(公式ホームページより抜粋)
<教育目的>
変化を続ける世界の中で、複数の視点からものごとを考え、柔軟な思考力をもって実践的に問題と向き合うことによって、多様で「異なる」他者と共生し、持続可能な未来を創ることのできる人材を育成します。
<教育活動>
■教育内容
1年次には、「基礎演習A,B」を通して、論理的思考力、自己表現力、大学で学ぶために必要なアカデミック・スキルを身に付けるとともに、「異文化コミュニケーション研究入門」を通して、学部での学びの体系について理解を深めます。また、英語以外の言語については、各言語の「コミュニケーションセミナー」によって、運用能力を育成します。また、英語については、英語で展開する科目を履修することで高度なスキルを育成します。さらに、「College Life Planning A,B」では、学部での4年間の学びをどうデザインし、それを自分の卒業後の人生にどう結び付けていくかを学びます。そして、その成果を2年次の「Cultural Exchange」、「海外留学研修」など様々な基礎科目群の履修で更に向上させた後、3、4年次の2年間で、自らが選択した学部の専門分野について、専門演習等を中心として系統的に学ぶことができます。
【5年一貫プログラム】
学部卒業後、大学院へ進学し、高度な専門知識をもって社会で活躍することを目指す学生については、上記の教育内容について、高い目的意識を持って達成できるよう育成します。さらに、「通訳翻訳」、「英語教育」、「日本語教育」、「国際協力」についての専門的な知識と、自ら実践する姿勢を、高度なレベルで培い、博士前期課程での研究に結びつけることを目指します。
【Dual Language Pathway】
1年次には「Academic Skills A,B」を設置し、英語を使って学部で学んでいくために必要な、アカデミック・スキル—アカデミック・ライティング、プレゼンテーションなどをトレーニングするとともに、英語で思考し、自己を的確に表現していくことを学びます。また、「Overview of Intercultural Communication Studies」の履修を通して、学部での学びの体系についての理解を深め、同時に基礎科目を英語で履修していきます。さらに、2年次に「Cultural Exchange」、2年次から3年次にかけて、原則1年間の「海外留学研修」の履修を通して、異文化体験を自分の学びと結びつけ、3、4年次の「Advanced Seminar」の履修を通して、最終成果物である卒業研究の完成を目指します。
【PEACE CIC】
1年次には「Academic Skills A,B」を設置し、高度な英語を使って学部で学んでいくためにアカデミック・スキルを身につけます。また、「Overview of Language and Communication Studies」、「Overview of Global Studies」の履修を通して、学部での学びの体系についての理解を深め、同時に基礎科目を英語で履修していきます。さらに、2年次に「Cultural Exchange」などの履修を通して、異文化体験を自分の学びと結びつけ、また、PEACE 選択科目を通して学際的に学び、3、4年次の2年間で、自らが選択した学部の専門分野について、専門演習等を中心として系統的に学ぶことができます。
■指導体制
・アカデミックアドバイザーおよびオフィスアワーを導入しており、学生が常時相談できます。
・「基礎演習」は約20名、「専門演習」・「コミュニケーションセミナー(言語科目)」は少人数で展開します。
・2年次秋学期に半期間、原則として学生全員を対象とした「海外留学研修」を実施しますが、その準備・指導は学部留学準備室を中心として、1年次入学直後から留学終了時まで継続的に行います。留学先の履修言語は、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語、朝鮮語のなかから選択できます。
・立教大学で学ぶ留学生等との交流を通して、体験的に学ぶ学習プログラムを設置しています。
・GPA(Grade Point Average)制度を導入し、交換留学生の選出などに利用するとともに、成績不良者への助言等にも生かしています。
・学期ごとに授業アンケートを行うとともに、全教員による意見交換会などを通し、指導法の改善、授業内容の改良に努めています。
■指導法
・「基礎演習A,B」や必修部分の「コミュニケーションセミナー」などは、統一シラバスによって、学部の教育目標の徹底を図っています。
・「異文化コミュニケーション研究入門」では、多くの教員が交代で講義を担当し、学部で展開する学問分野を学生に広く紹介しています。Dual Language Pathway、NEXUSプログラムの「Overview of Intercultural Communication Studies」、およびPEACE CICの「Overview of Language and Communication Studies」、「Overview of Global Studies」においても同様の形式を採用し、学部専門領域を広く学生に紹介しています。
・講義科目を除いて、多くの科目で少人数制を導入し、学生と学生、学生と教員のコミュニケーションを活発化するとともに、ディスカッションを重視した授業を行っています。
・教室内での授業を重視するとともに、「海外留学研修」、「留学、学びのデザイン、キャリア」、「キャリア形成実習」、「インターンシップ」、「フィールドワーク」など、体験を含んだ学習も積極的に取り入れ、自立を促す教育にも力を入れています。
・卒業研究の履修を推進することで、学部で学んだことを体系化する場を設け、そこでの指導を通して、実社会に対応できる能力を鍛える機会を提供します。
・様々な地域連携プロジェクトや学部主催のディベート大会などを通して、積極的に社会とつながる機会を提供しています。
<入学者に求める知識・技能・姿勢・体験>
■知識
高等学校における外国語(英語)科目、国語科目、地理・歴史・公民科目の内容を理解していることが必要です。また、政治・経済、倫理、芸術、数学、理科などの科目にも関心を持っていれば、なお理想的です。
■技能
コンピュータの基本操作をマスターしていることが望まれます。「英語」に関しては、読む、書く、話す、聞くといった能力を高等学校で十分に身に付けておくことが必要です。英語は学部必修となりますので、高等学校での、コミュニケーション英語基礎、コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ、英語会話について、十分に習得していることが必須です。
【Dual Language Pathway】
Dual Language Pathwayで学ぶためには、英語の4技能において高いスキルが必要です。
具体的には、実用英語技能検定(英検)CSE2.0スコア2,400点以上(従来型、英検S-CBT、英検S-Interview いずれも可)、IELTS(Academic Module)オーバーオールバンドスコア6.0以上、TEAP(Reading/Listening+Writing+Speaking)スコア332点以上、TEAP CBTスコア671点以上、TOEFL iBTスコア80点以上の何れかが求められます。(2024年度入学者)
【PEACE CIC】
主に英語で中等教育を修了し、英語関連科目、社会、歴史、政治などの領域の内容を理解していることが必要です。また、経済、倫理、芸術、数学、理科などに関連する科目にも関心を持ち、入学後の日本語学習への意欲をもっていれば、なお理想的です。
【NEXUSプログラム】
中等教育を修了し、英語関連科目、社会、歴史、政治などの領域内容を理解していること、N3程度の日本語能力を持っていること、また日本語で必要な科目を履修していくための強い意欲が必要です。また、経済、倫理、芸術、数学、理科に関連する科目にも関心を持っていれば、なお理想的です。
■姿勢
高い倫理性を持って、文化的違い・性別・しょうがいを理由とする偏見を持たないように努め、様々な文化背景・生活体験を有する人たちと良好な人間関係を構築し、協働的に作業ができる素地があることが望まれます。また、社会や世界の現象に関心を抱き、それらを複眼的な視点から考えて問題を引き出し、その問題に取り組んでいこうとする意欲と志を持っていることが必要です。
【5年一貫プログラム】
上記の姿勢に加え、学業と社会への貢献への強い意欲を持ち、博士前期課程を経て、通訳翻訳、英語教育、日本語教育、国際協力いずれかの領域で、高度な専門知識を生かした仕事を目指す志を持っていることが必要です。
■体験
海外体験のあるなしは問いません。人間とは何かといった問題、人と人とのコミュニケーションのありかた、自文化と異文化の相違といったことに興味や関心を持っていれば十分です。
<入試種別の目的>
1.一般入試
本学ならびに異文化コミュニケーション学部の教育目的を理解し、異文化コミュニケーション学部での教育を志望する者に対して、高等学校における教科・科目の学習の達成度を測り、選抜することを目的とする。
2.大学入学共通テスト利用入試
本学ならびに異文化コミュニケーション学部の教育目的を理解し、異文化コミュニケーション学部での教育を志望する者に対して、高等学校における教科・科目の学習の達成度を、大学入学共通テストを利用して測定し、選抜することを目的とする。
3.自由選抜入試
異文化コミュニケーション学部に関連した高い能力をもつ者、あるいは学業以外の諸活動の分野に秀でた個性をもつ者で、本学ならびに異文化コミュニケーション学部の教育目的を理解し、そこで学びたいという熱意を提出書類及び面接等の内容により多面的・総合的に評価し、選抜することを目的とする。
4.国際コース選抜入試
グローバル社会に貢献できる人材を育成するコースや、英語のみで卒業要件単位を修得できるコース等での学修を希望する者を、提出書類や小論文、面接等の内容により多面的・総合的に評価し、選抜することを目的とする。
5.アスリート選抜入試
スポーツ競技の実績が優秀であるだけでなく、人格的にも優れ学業に対する高い意欲をもつ者を、競技実績や提出書類、小論文、面接等の内容により多面的・総合的に評価し、選抜することを目的とする。
6.外国人留学生入試
国際交流の一環として、交換留学制度とは別に、本学での教育を希望する外国人留学生を選抜することを目的とする。
1)筆記試験および面接による募集制度
外国人留学生を、提出書類や日本語試験、面接等の内容により、多面的・総合的に評価する。
2)書類選考による募集制度
外国人留学生を、提出書類および日本留学試験の成績等の内容により、多面的・総合的に評価する。
7.指定校推薦入学
異文化コミュニケーション学部が自らの教育目的に基づいて、特色ある教育を行っている高等学校を指定したうえで、異文化コミュニケーション学部の教育目的を理解し、異文化コミュニケーション学部が定める一定の学力を有する者を高等学校長が推薦し異文化コミュニケーション学部が受け入れることを目的とする。
8.関係校推薦入学
日本聖公会に所属する高等学校を対象として、本学ならびに異文化コミュニケーション学部の教育目的を理解し、キリスト教に基づく教育を継続して学びたいという意欲のある者を高等学校長が推薦し本学が受け入れることを目的とする。
9.学校長推薦による入学(NEXUS)
NEXUSプログラム日本語集中履修期間のカリキュラム内容ならびに2学期目以降に接続する異文化コミュニケーション学部カリキュラムにおける教育目的に基づいて、特色ある教育や言語教育を行っている外国の高等学校を指定したうえで、次世代に繋がるグローバルな協働共生について日本語コミュニケーションを通じ実践する姿勢を持ち、かつ異文化コミュニケーション学部の教育目的を理解し本学が定める一定の学力を有する者を当該の高等学校長が推薦し異文化コミュニケーション学部が受け入れることを目的とする。
10.学校長推薦による入学(PEACE CIC)
異文化コミュニケーション学部が実施するPEACEプログラムの教育目的に基づいて、特色ある教育を行っている外国の高等学校を指定したうえで、異文化コミュニケーション学部の教育目的を理解し、本学が定める一定の学力を有する者を当該の高等学校長が推薦し異文化コミュニケーション学部が受け入れることを目的とする。
11.英語トラック選抜入試(PEACE CIC)
外国の学校教育のもとで学び得た能力や個性を、本学の英語コースにおいて更に深め発展させる意欲ある留学生に対し、異文化コミュニケーション学部の教育目的を理解し、本学が定める一定の学力基準をもとに提出書類により多面的・総合的に評価し、選抜することを目的とする。
<入学前学習>
REO(Rikkyo English Online)を使った英語学習を課しています。また同時に推薦図書を選定し、入学前の読書を推奨しています。指定校推薦入学・関係校推薦入学対象者には、日・英両言語による課題図書を選定し、レポートを課します。
公式HPのURL:
https://www.rikkyo.ac.jp/about/disclosure/educational_policy/ic.html
◆出願条件・日程
立教大学異文化コミュニケーション学部の総合型選抜入試には、「自由選抜入試」、「国際コース選抜入試」、「アスリート選抜入試」があり、それぞれ出願条件に制約があります。
<1>自由選抜入試
・出願時期 2024年9月12日(木)~9月18日(水)
・試験日 【第一次選考】 書類審査のみ
【第二次選考】 方式A:11月16日(土)
方式B:11月17日(日)
・合格発表日 【第一次選考】 10月28日(月)
【第二次選考】 12月2日(月)
出願条件は以下のとおりです。
また、大学Webサイトから印刷した「課題作文」や「志望理由書」などの書類も作成して提出する必要があります。
詳細は、入試要項で確認してください。
(https://www.rikkyo.ac.jp/admissions/undergraduate/guidelines/)
<2>国際コース選抜入試
・出願時期 2024 年9月12日(木)~2024年9月18日(水)
・試験日 【第1次選考】 書類選考のみ
【第2次選考】 11月17日(日)
・合格発表日 【第1次選考】 10月28日(月)
【第2次選考】 12月2日(月)
出願条件は以下のとおりです。
また、大学Webサイトから印刷した「課題小論文」などの書類も作成して提出する必要があります。
詳細は、入試要項で確認してください。
(https://www.rikkyo.ac.jp/admissions/undergraduate/guidelines/)
<3>アスリート選抜入試
・出願時期 2024年9月2日(月)~5日(木)
・試験日 【第1次選考】 書類審査のみ
【第2次選考】 10月16日(水)
・合格発表日 【第1次選考】 9月27日(金)
【第2次選考】 11月1日(金)
出願条件は、以下のとおりです。
また、大学Webサイトから印刷した「志望理由書」などの書類も作成して提出する必要があります。
詳細は、入試要項で確認してください。
(https://www.rikkyo.ac.jp/admissions/undergraduate/guidelines/)
◆試験内容
<1>自由選抜入試
①第1次選考:書類選考
②第2次選考:筆記試験、面接
①第1次選考:書類選考
第一次選考では、出願書類が総合的に判断されます。
方式Aでは、「課題作文」を提出する必要があります。AとBの会話と状況説明を読んで、課題①~③に取り組みます。課題の詳細は、入試要項で確認してください。
(https://www.guide.52school.com/guidance/net-rikkyo-tokubetsu/gid)
方式Bでは、「志望理由書」を提出する必要があります。異文化コミュニケーション学部を志望する理由について、「1.立教大学の異文化コミュニケーション学部を志望する理由」「2.5年一貫プログラムを希望する理由」を明確にして、600字程度で記述します。また、「研究計画書」も作成して提出する必要があります。「研究計画書」をもとに、第2次選考の面接でプレゼンテーションを行ないますので、それを踏まえたうえで準備しましょう。詳細は、入試要項で確認してください。
(https://www.guide.52school.com/guidance/net-rikkyo-tokubetsu/gid)
②第2次選考:面接、小論文(方式Aのみ)
第2次選考では、方式A、方式Bともに面接が行われます。
面接では入学意欲が高いか、アドミッションポリシーに合致しているかどうかが問われます。アドミッションポリシーをしっかりと確認し、大学が求める学生であることをアピールできるようにしましょう。「課題作文」や「志望理由書」の内容について、より詳しく説明を求められることも想定されます。信頼できる学校の先生や塾の先生と練習し、自信を持って面接に臨むことができるように対策しましょう。なお、方式Bでは、第1次選考で提出した「研究計画書」についてのプレゼンテーションを5分、質疑応答を15分行います。
方式Aでは、小論文試験も行われます。試験時間は90分です。社会、文化、言語、教育などをめぐる課題文が与えられ、それについての小論文を記述します。読解力、論理的構成力、表現力などが総合的に評価されます。
<2>国際コース選抜入試
①第1次選考:書類選考
②第2次選考:面接
①第1次選考:書類選考
第一次選考では、出願書類が総合的に判断されます。「課題小論文」は出願書類のなかでも自身の考えをアピールでき、他の受験生と差が出るものとなりますので、入念に準備しましょう。「課題小論文」は、「異文化を理解するということはどういうことか、さらに、それがどのような社会貢献につながるか」について、2000字程度で記述します。
詳細は、入試要項を確認してください。
(https://www.guide.52school.com/guidance/net-rikkyo-tokubetsu/gid)
②第2次選考:面接
第2次選考では、面接が行われます。
面接では、異文化コミュニケーションに関する30分の英語による講義を聴講後、講義に関する文章を英語で書き、その後面接試験を実施します。
<3>アスリート選抜入試
①第1次選考:書類選考
②第2次選考:小論文、面接
①第1次選考:書類審査
第一次選考では、出願書類が総合的に判断されます。「志望理由書」は自身をアピールする書類として重要となりますので、入念に準備しましょう。
「志望理由書」はすべての志望学科(専修)に共通する内容を記述する「志望理由書①」と、各学科(専修)の志望理由を記述する「志望理由書②」の2種類提出する必要があります。
「志望理由書①」は、「高校在籍中の競技実績と、スポーツ活動を通じて学んだこと」、「立教大学を志望した理由」、「入学後の学業と体育会活動との両立に関して、どのような目標を定め、取り組みたいか」について、1500字以内で記述します。
「志望理由書②」は、志望学科(専修)に入学後、何をどのように学びたいかについて、500字以内で記述します。
②第2次選考:小論文、面接
第2次選考では、小論文試験が行われます。試験時間は60分です。与えられたテーマについて記述します。論理的構成力、文章表現力、知的素養、独創的発想などが総合的に評価されます。
面接では入学意欲が高いか、アドミッションポリシーに合致しているかどうかが問われます。アドミッションポリシーをしっかりと確認し、大学が求める学生であることをアピールできるようにしましょう。「志望理由書」の内容について、より詳しく説明を求められることも想定されます。信頼できる学校の先生や塾の先生と練習し、自信を持って面接に臨むことができるように対策しましょう。
◆募集人員・倍率情報
募集人員は
<1>自由選抜入試
異文化コミュニケーション学科 方式A 15名程度
方式B 5名程度
<2>国際コース選抜入試
異文化コミュニケーション学科(Dual Language Pathway) 15名程度
<3>アスリート選抜入試
異文化コミュニケーション学科(Dual Language Pathwayを除く) 若干名
倍率は
<1>自由選抜入試
2024年度入試 | 2023年度入試 | 2022年度入試 | |
異文化コミュニケーション学科【方式A】 | 4 | 5.2 | 6.7 |
異文化コミュニケーション学科【方式B】 | 4.3 | 7 | 10.8 |
<2>国際コース選抜入試
2024年度入試 | 2023年度入試 | 2022年度入試 | |
異文化コミュニケーション学科Dual Language Pathway | 2.8 | 3.1 | 3.9 |
<3>アスリート選抜入試 ※内訳不明のため空欄
2024年度入試 | 2023年度入試 | 2022年度入試 | |
異文化コミュニケーション学科 |
出願条件が比較的易しいところに対し、倍率もそれほど高くないので、是非チャレンジしていただきたい入試です。
以上、立教大学異文化コミュニケーション学部の総合型選抜入試についてご紹介しました。
オーソドックスな試験なだけに、面接で語る内容で差がつく可能性があります。
自分がどんな未来像を持っており、それはどのような原体験から生まれた理想で、その理想を実現するために今、そして大学で何を学ぶのか。
話の中からこのようなストーリーを感じられる受験生に、面接官は納得し、魅力を感じます。
立教大学の他の学部の情報をチェックしたい方は https://sogogata-concierge.com/column/rikkyo-univ/
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