日本大学国際関係学部の総合型選抜入試の倍率や過去問を紹介

関東の有名中堅私立大学群である日東駒専の1つ、日本大学。

1889年(明治22年)に創立された日本法律学校を前身としています。現在は16学部86学科を有する、我が国最大規模の総合大学です。「自主創造」を教育理念として掲げており、自ら学び、自ら考え、自ら道をひらく人材を育成しています。

規模が大きい一方で、ゼミナールや外国語教育、実験・実習は少人数による指導を徹底しています。総合大学の特色を生かしつつ、少人数教育で専門性を高めて個性を伸ばし、社会で求められる専門力・実践力を養う教育を展開しています。

国際関係学部は、1979年にグローバリゼーションの本格的な到来を見通し、日本で最初の国際関係学部として創設されました。世界を舞台に活躍するための実務的な知識を学ぶ国際総合政策学科と、高度な異文化理解と外国語運用能力を身につける国際教養学科の2学科で教育を展開しています。

この記事では、そんな日本大学国際関係学部の総合型選抜入試について詳細を解説したいと思います!

◆日本大学国際関係学部の総合型選抜入試の名称

日本大学国際関係学部の総合型選抜入試は「日本大学国際関係学部 総合型選抜」という名称で募集がなされています。

◆日本大学国際関係学部のアドミッションポリシー

各大学学部のアドミッションポリシーは必ず読みましょう。大学側がどのような人材を求めているのかを把握し、そのための準備ができているかどうか自分を省みて試験対策をおこなっていく必要があります。

日本大学国際関係学部の公式ホームページにはこのように書いてあります。

(公式HPより抜粋)

国際関係学部では、日本大学の理念「自主創造」のもと、広く知識を世界にもとめる人材の育成を目的とします。本学部の目指す教育は、自らの価値を高め世界で活躍できるように、知りたいという好奇心、学びたいという探究心に応えます。そこで得た問題解決能力及びコミュニケーション能力は、複雑化する国際社会において、文化の違いや利害関係を乗り越え、様々な人や組織の協働を促します。世界の多様な民族、言語、宗教、文化、社会、環境などをグローバルな視点で学びたい人を広く求めます。

将来、国際社会の様々な分野で活躍するために、海外留学経験や外国語運用能力、集団におけるリーダーシップやコミュニケーション能力の実践、スポーツ・文化活動の成果等、多彩な個性を持つ意欲の高い者を広く求めます。

●入学前に修得しておくことが望まれる学業内容

高等学校教育課程全般の内容はもとより、特に世界及び日本の地理・近現代史の学業内容から異文化への興味を高め、理解を深めていることが望ましい。

公式HPのURL:

https://exam.nihon-u.ac.jp/guidance/net-nihon-u/gid/#ippan

◆出願条件・日程

日本大学国際関係学部の総合型選抜入試は、第1期と第2期があります。

第1期はA、B、Cの3つの方式があり、いずれか一つの方式を選んで出願します。

第2期はディスカッション方式となります。

・書類提出期間    【第1期】 2023年9月8日(金)~15日(金)

           【第2期】 11月1日(水)~10日(金)

・書類審査結果通知  【第1期】 10月2日(月)

     【第2期】 11月16日(木)

・出願期間 【第1期】 10月5日(木)~12日(木)

      【第2期】 11月17日(金)~12月1日(金)

・試験日  【第1期】10月21日(土)

      【第2期】12月9日(土)

・合格発表日【第1期】11月1日(水)

      【第2期】12月18日(月)

出願条件は以下のとおりです。

出願前に書類審査があり、書類審査を通過した場合のみ出願できます。

書類審査については、次の項目で説明します。

◆試験内容

試験内容は、第1期、第2期、各方式によって異なります。それぞれについて説明していきます。

<第1期>

【A 海外経験・語学力活用方式】

①書類審査

②小論文

③面接

①書類審査

エントリーシート、志望理由書、課題論文、活動報告書、活動報告を証明する書類の写し、を提出します。書類の中でも「志望理由書」と「課題論文」は他の受験生と差がつくものと思われます。入念に準備を行ないましょう。

志望理由書は、志望理由を明確に説明し、大学でどのように学びたいのか、また、大学での学びを将来どのように活かしたいのか、論理的にわかりやすくまとめるようにしましょう。

2023年度入試の国際総合政策学科の課題論文は、ロシアのウクライナ侵攻が日本を含め世界各国に与える影響について、1200字程度で自身の意見を記述させるものでした。国際教養学科の課題論文は、私たちの生活や文化に潜む男女格差の問題について、具体例を挙げて1200字程度で意見を記述させるものでした。

詳細は、学校HPに過去問が掲載されていますので、確認してください。

https://www.nihon-u.ac.jp/admission_info/application/past_test/ao/#

②小論文

試験当日は小論文試験が行われます。2023年度入試では、国際総合政策学科では、「ウクライナのような状態に陥る国家が現れた時、その国に対して日本が行うことができる復興支援策は何か、具体的な支援策を2つあげて論を展開しなさい。」という問題が出題されました。国際教養学科では、「地域社会に外国人居住者が増えることによって生じつつあるメリットとデメリットについて、あなたの考えを述べなさい。」という問題が出題されました。いずれの学科も字数は800字程度でした。

詳細は、学校HPに過去問が掲載されていますので、確認してください。

https://www.nihon-u.ac.jp/admission_info/application/past_test/ao/#

③面接

面接では入学意欲が高いか、アドミッションポリシーに合致しているかどうかが問われます。アドミッションポリシーをしっかりと確認し、大学が求める学生であることをアピールできるようにしましょう。また、志望理由や入学後に学びたいテーマなどについて、より詳しく説明を求められることが想定されます。信頼できる学校の先生や塾の先生と練習し、自信を持って面接に臨むことができるように対策しましょう。

【B ディスカッション方式】

①書類審査

②グループディスカッション

①書類審査

「エントリーシート」「志望理由書」「課題論文」を提出します。書類の中でも「志望理由書」と「課題論文」は他の受験生と差がつくものと思われます。入念に準備を行ないましょう。

志望理由書は、志望理由を明確に説明し、大学でどのように学びたいのか、また、大学での学びを将来どのように活かしたいのか、論理的にわかりやすくまとめるようにしましょう。

2023年度入試の国際総合政策学科の課題論文は、ロシアのウクライナ侵攻が日本を含め世界各国に与える影響について、1200字程度で自身の意見を記述させるものでした。国際教養学科の課題論文は、私たちの生活や文化に潜む男女格差の問題について、具体例を挙げて1200字程度で意見を記述させるものでした。

詳細は、学校HPに過去問が掲載されていますので、確認してください。

https://www.nihon-u.ac.jp/admission_info/application/past_test/ao/#

②グループディスカッション

原則、受験生5名が1グループとなってグループディスカッションを行います。ディスカッションのテーマは、「課題論文テーマ」になります。グループの中で、進行係等の役割決めはありません。試験監督者が進行係兼タイムキーパーとなります。試験の流れは次のとおりです。

(1)係員の誘導に従い、試験教室の指定された席に着席します。

(2)1人2分間で自己紹介(出身高校、氏名、志望動機等)をします。

(3)1人3分間で課題論文内容を発表します。

 ※パソコン、ホワイトボードを使用した発表は出来ません。課題論文の発表の際の 補助資料として、A3サイズまでの図・表等を記載した紙の持ち込みは可能です。(4)全員の発表を聞き、25分間でテーマ内容をディスカッションします。25分 間でグループとしての意見がまとまるようにしてください。ディスカッション中の 発言は挙手制とします。

(5)ディスカッション終了後、退室し終了となります。

試験の評価項目は、リーダーシップ、積極性、協調性、理解力、表現力、態度、姿 勢等です。

【C 文化・芸術・スポーツ等方式】

①書類審査

②小論文

③面接

①書類審査

「エントリーシート」「志望理由書」「課題論文」「活動報告書」「学校長、所属クラブの監督及び顧問による詳細な推薦書(出願要件C-①(ウ)、C-③(ウ)のみ)」「学校長、所属クラブの監督及び顧問の推薦書(出願要件C-④のみ)」「活動報告を証明する書類の写し」を提出します。書類の中でも「志望理由書」と「課題論文」は他の受験生と差がつくものと思われます。入念に準備を行ないましょう。

志望理由書は、志望理由を明確に説明し、大学でどのように学びたいのか、また、大学での学びを将来どのように活かしたいのか、論理的にわかりやすくまとめるようにしましょう。

2023年度入試の国際総合政策学科の課題論文は、ロシアのウクライナ侵攻が日本を含め世界各国に与える影響について、1200字程度で自身の意見を記述させるものでした。国際教養学科の課題論文は、私たちの生活や文化に潜む男女格差の問題について、具体例を挙げて1200字程度で意見を記述させるものでした。

詳細は、学校HPに過去問が掲載されていますので、確認してください。

https://www.nihon-u.ac.jp/admission_info/application/past_test/ao/#

②小論文

試験当日は小論文試験が行われます。2023年度入試では、国際総合政策学科では、「これまであなたが実践してきたスポーツ、文化・芸術、社会貢献およびボランティア活動等は、グローバル社会の発展にどう関わると考えますか。具体例を挙げて、あなたの考えを述べなさい。」という問題が出題されました。国際教養学科では、「「体罰」とスポーツの指導のあり方について、具体例を挙げながらあなた自身の考えを論じなさい。」という問題が出題されました。いずれの学科も字数は800字程度でした。

詳細は、学校HPに過去問が掲載されていますので、確認してください。

https://www.nihon-u.ac.jp/admission_info/application/past_test/ao/#

③面接

面接では入学意欲が高いか、アドミッションポリシーに合致しているかどうかが問われます。アドミッションポリシーをしっかりと確認し、大学が求める学生であることをアピールできるようにしましょう。また、志望理由や入学後に学びたいテーマなどについて、より詳しく説明を求められることが想定されます。信頼できる学校の先生や塾の先生と練習し、自信を持って面接に臨むことができるように対策しましょう。

<第2期>

①書類審査

②グループディスカッション

①書類審査

「エントリーシート」「志望理由書」「課題論文」を提出します。書類の中でも「志望理由書」と「課題論文」は他の受験生と差がつくものと思われます。入念に準備を行ないましょう。

志望理由書は、志望理由を明確に説明し、大学でどのように学びたいのか、また、大学での学びを将来どのように活かしたいのか、論理的にわかりやすくまとめるようにしましょう。

2023年度入試の国際総合政策学科の課題論文は、ロシアのウクライナ侵攻が日本を含め世界各国に与える影響について、1200字程度で自身の意見を記述させるものでした。国際教養学科の課題論文は、私たちの生活や文化に潜む男女格差の問題について、具体例を挙げて1200字程度で意見を記述させるものでした。

詳細は、学校HPに過去問が掲載されていますので、確認してください。

https://www.nihon-u.ac.jp/admission_info/application/past_test/ao/#

②グループディスカッション

原則、受験生5名が1グループとなってグループディスカッションを行います。ディスカッションのテーマは、「課題論文テーマ」になります。グループの中で、進行係等の役割決めはありません。試験監督者が進行係兼タイムキーパーとなります。試験の流れは次のとおりです。

(1)係員の誘導に従い、試験教室の指定された席に着席します。

(2)1人2分間で自己紹介(出身高校、氏名、志望動機等)をします。

(3)1人3分間で課題論文内容を発表します。

 ※パソコン、ホワイトボードを使用した発表は出来ません。課題論文の発表の際の 補助資料として、A3サイズまでの図・表等を記載した紙の持ち込みは可能です。

(4)全員の発表を聞き、25分間でテーマ内容をディスカッションします。25分 間でグループとしての意見がまとまるようにしてください。ディスカッション中の 発言は挙手制とします。

(5)ディスカッション終了後、退室し終了となります。

試験の評価項目は、リーダーシップ、積極性、協調性、理解力、表現力、態度、姿勢等です。

◆募集人員・倍率情報

募集人員は

 国際総合政策学科 (第1期) 30名

          (第2期) 10名

 国際教養学科   (第1期) 15名

          (第2期) 10名   です。

倍率は

2023年度入試2022年度入試2021年度入試
国際総合政策学科1.01.0
国際教養学科1.01.0

出願条件が比較的易しいところに対し、倍率もそれほど高くないので、是非チャレンジしていただきたい入試です。

以上、日本大学国際関係学部の総合型選抜入試についてご紹介しました。

オーソドックスな試験なだけに、面接で語る内容で差がつく可能性があります。

自分がどんな未来像を持っており、それはどのような原体験から生まれた理想で、その理想を実現するために今、そして大学で何を学ぶのか。

話の中からこのようなストーリーを感じられる受験生に、面接官は納得し、魅力を感じます。

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