國學院大学法学部の総合型選抜入試の倍率や過去問を紹介
2025/01/24
関東の私立大学、國學院大学。成成明学獨国武と呼ばれる大学群の一角を担う名門大学です。
明治15年に神道・国学の教育機関として創設された「皇典講究所」を基に設立されました。國學院大学には、文学部・神道文化学部・法学部・経済学部・人間開発学部・観光まちづくり学部の6学部13学科が設置されています。多彩な教育プログラムが設けられており、所属学部や学科にとらわれず、自身の関心やキャリアプランに合わせて自由にカリキュラムを組み立てることができます。研究と教育を通じて日本の理解を深めると同時に、世界に対しての理解も深めることにより、世界で活躍できるグローバル人材の育成を目指しています。
法学部では、幅広い教養と学識、法学および政治学に関する高度な専門知識や技能を身に付け、より良い社会の形成に積極的に関わり、自分の未来を切り拓くことができる人材の育成を目指しています。「法律専門職」、「法律」、「政治」の3専攻制をとっており、自らの志向に合わせて学ぶことができます。
この記事では、そんな國學院大学法学部の総合型選抜入試について詳細を解説したいと思います!
◆國學院大学法学部の総合型選抜入試の名称
國學院大学法学部の総合型選抜入試は、「公募制自己推薦(AO型)」、「法・観光まちづくり学部特別選考」という名称で募集がなされています。
◆國學院大学法学部のアドミッションポリシー
各大学学部のアドミッションポリシーは必ず読みましょう。大学側がどのような人材を求めているのかを把握し、そのための準備ができているかどうか自分を省みて試験対策をおこなっていく必要があります。
入試要項にはこのように書いてあります。
(入試要項より抜粋)
法学部は、法律学・政治学に関する知識・理論を理解し、これらを活用して価値観の多様化する現代社会に主体的に参画し、社会の様々な分野で活躍できる人間を育成します。このため本学部は、本学部で法律学・政治学の研鑽に努めることに強い意欲を有し、本学部の教育課程を通じて培った専門的知識や能力を活かして、社会に主体的に参画したいと考える学生を受け入れます。
◎求める人材、期待される入学者像
法律専攻では、とくに次のような人材を求めています。
・法や政治に関心を有し、社会の様々な分野で活躍したいという意欲がある者
法律専門職専攻では、とくに次のような人材を求めています。
・法律の専門的知識を活かす職業に就くことを目指しており、それに必要な基礎学 力を持つ者
政治専攻では、とくに次のような人材を求めています。
・政治に関心を有し、将来政治に関する職業に就くことを目指す者、または、「よ き市民」として政治に積極的に関わる意欲を持つ者
◎入学者選考の観点
(AP1)本学部で学ぶ分野に関連する教科・科目について、高等学校卒業程度の基礎学力を備える者〈知識・技能〉
(AP2)社会的な事象に対して問題意識を持ち、情報を収集・整理・分析し、論理的に考え、自分の考えを表現するための基礎的な力を持つ者〈思考力・判断力・表現力〉
(AP3)教科外の活動に取り組み、その中でコミュニケーション能力などを培ってきた者〈主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度〉
【公募制自己推薦(AO型)のねらい】
【法・観光まちづくり学部特別選考のねらい】
◎入学までに身につけるべき教科・科目
入学後の教育内容との関係で、本学部の入学者には、入学までに、「国語」「外国語」「地理歴史」「公民」、基礎的な「数学」、基礎的な「理科」の学習を求めます。
入試要項のURL:https://www.kokugakuin.ac.jp/admission/admissions/41757-2
◆出願条件・日程
國學院大学法学部の総合型選抜入試には、「公募制自己推薦(AO型)」と「法・観光まちづくり学部特別選考」があり、それぞれ出願条件に制約があります。
<1>公募制自己推薦(AO型)
・出願期間: 2024年9月30日(月)~10月4日(金)
・第1次選考(書類選考)合格発表日:10月23日(水)
・第2次選考試験日:11月10日(日)
・第2次選考合格発表日:11月20日(水)
※法律学科法律専門職専攻では2段階専攻は行わず、11月10日の試験で合否が決定します。
出願資格は以下のとおりです。
また、「エントリーシート」などの書類も提出する必要があります。
詳細は入試要項を確認してください。
https://www.kokugakuin.ac.jp/admission/admissions/41757-2
<2>法・観光まちづくり学部特別選考
・出願期間: 2025年1月4日(土)~2025年2月21日(金)
・合格発表日:2025年3月12日(水)
出願資格は以下のとおりです。
V方式またはA日程入学試験の受験が出願要件となっており、書類選考によって合否が決定します。
詳細は、入試要項を確認してください。
https://www.kokugakuin.ac.jp/admission/admissions/41757-2
◆試験内容
<1>公募制自己推薦(AO型)
試験内容は専攻によって異なります。各専攻の試験内容は以下のとおりです。
【法律専攻・政治専攻】
①第1次選考:書類選考
②第2次選考:自己アピール(5~10分)、面接試験(20分)
①第1次選考:書類選考
「エントリーシート」と「レポート」で書類選考が行われます。
「エントリーシート」は、「志願理由について」、「あなた自身のこと」、「社会への関心」の3つの項目について記入します。「志望理由について」の項目には、法学や政治学を学ぶ目的、國學院大學法学部の志願した専攻が自分に適していると思った理由、志願した専攻の授業にどのように取り組んでいこうと考えているか、の3点を含む内容を記入します。「あなた自身のこと」の項目には、積極的に評価してほしいことを記入します。「社会への関心」の項目には、最も関心を持っている社会的出来事を一点挙げ、それに関してどのようなことを調べ、現在どのような考えを持っているか、記入します。
「レポート」は、課題について、指定された内容を含む形で1200~2000字で作成します。2025年度入試の課題は、「国会における女性議員の過少という問題状況と、それを改善するための施策について」です。詳細は入試要項を確認してください。
(https://www.kokugakuin.ac.jp/admission/admissions/41757-2)
②第2次選考:自己アピール(5~10分)、面接試験(20分)
第2次選考では、5~10分で自己アピールを行ないます。自己アピールでは、いかに自分が國學院大學法学部で学ぶ意欲を有しているか、入学に値する人物であるかを口頭でアピールします。時間内に説得力のあるアピールをすることが重要です。コンピュータ、AV機器、 フリップ などを使用することも可能です。アピールしたい内容をしっかりと決め、効果的にアピールできるように準備しましょう。
面接では、第1次選考の際に提出したレポートやエントリーシート、自己アピールの内容等に関する質問が行われます。レポートの内容や関連する事項についての補足的な説明を求められますので、レポート提出後も、テーマについて継続的に情報を収集し、自分のレポートを見直しておくことが大切です。
【法律専門職専攻】
※法律専門職専攻では2段階選考は行わず、小論文試験と面接試験により合否が決定します。
①小論文試験(90分)
②面接試験(20分)
①小論文試験(90分)
小論文試験では、法律に関連する実用的な文章等を素材とした問題と、あらかじめ指定されたオンライン授業動画を視聴し学習してきたことを前提とした問題が出題されます。
この試験では、基礎的な読解力や、情報を整理・分析する力、論理的思考力、一定の形式に従って自分の意見を表現する力を測ります。
大学HPにサンプル問題が掲載されていますので、確認して対策しましょう。
(https://www.kokugakuin.ac.jp/admission/admissions/p2/p2)
②面接試験(20分)
面接では、出願時に提出するエントリーシートの記述内容をもとに質問が行われます。
法律専門職専攻で学修することおよび卒業後に法律の専門的知識を活かす職業に就くことに対する意欲・志向性や、これらを裏付けるコミュニケーション能力等が問われます。エントリーシートの内容について、自分の言葉でわかりやすく説明できるように準備しておきましょう。
<2>法・観光まちづくり学部特別選考
書類選考のみ(V方式・A日程の成績、調査書、エントリーシート)で合否が決定します。
「エントリーシート」には、「あなた自身のことについて」と「志願理由について」の2つの項目について記入します。「あなた自身のことについて」の項目には、自身について積極的に評価してほしいことを記入します。「志願理由について」の項目には、法学や政治学を学ぶ目的、志願する専攻が自分に適していると考える理由 、志願する専攻の授業に取り組む姿勢の3点を含んだ内容を記入します。スペースが限られていますので、要領よくまとめ、読み手に的確に伝わるように記述しましょう。
◆募集人員・倍率情報
<1>公募制自己推薦(AO型)
募集人員は
法律専攻27名、政治専攻3名、法律専門職専攻5名です。
倍率は
※法律専門職専攻の公募制自己推薦は2025年度入試から募集開始のため、ブランクです。
2024年度入試 | 2023年度入試 | 2022年度入試 | |
法律専攻 | 2.6 | 2.2 | 2.4 |
政治専攻 | 3.7 | 1.9 | 2.4 |
法律専門職専攻 |
<2>法・観光まちづくり学部特別選考
募集人員は
法律専攻7名、法律専門職専攻2名、政治専攻2名 です。
倍率は
2024年度入試 | 2023年度入試 | 2022年度入試 | |
法律専攻 | 4.4 | 2.4 | 2 |
法律専門職専攻 | 3.5 | 3 | 2 |
政治専攻 | 3 | 2 | 1.3 |
出願条件が比較的易しいところに対し、倍率もそれほど高くないので、是非チャレンジしていただきたい入試です。
以上、國學院大学法学部の総合型選抜入試についてご紹介しました。
オーソドックスな試験なだけに、面接で語る内容で差がつく可能性があります。
自分がどんな未来像を持っており、それはどのような原体験から生まれた理想で、その理想を実現するために今、そして大学で何を学ぶのか。
話の中からこのようなストーリーを感じられる受験生に、面接官は納得し、魅力を感じます。
★國學院大學の他の学部の情報をチェックしたい方は https://sogogata-concierge.com/column/kokugakuin-univ/
★無料の面談サービスを利用して、総合型選抜の塾選びの相談をしたい方は https://sogogata-concierge.com/column/about-introduction-service/