國學院大学人間開発学部の総合型選抜入試の倍率や過去問を紹介
2025/01/22
関東の私立大学、國學院大学。成成明学獨国武と呼ばれる大学群の一角を担う名門大学です。
明治15年に神道・国学の教育機関として創設された「皇典講究所」を基に設立されました。文学部・神道文化学部・法学部・経済学部・人間開発学部・観光まちづくり学部の6学部13学科が設置されています。多彩な教育プログラムが設けられており、所属学部や学科にとらわれず、自身の関心やキャリアプランに合わせて自由にカリキュラムを組み立てることができます。研究と教育を通じて日本の理解を深めると同時に、世界に対しての理解も深めることにより、世界で活躍できるグローバル人材の育成を目指しています。
人間開発学部は、明治期より教員養成に力を注ぎ「教職の國學院」として世に知られてきた國學院大學の伝統を受け継ぎ、「人づくりのプロを育てる」をモットーとして、教育者や指導者の養成を目指しています。少人数の「ルーム制」や「ゼミ制」で、教員と学生、学生同士が議論しあえる環境が整っています。また、インターンシップ科目や実技系科目、地域と連携して実施する講座やイベント運営への参加を通じて、学んだ知識や理論を実践の場で深化させることができます。
この記事では、そんな國學院大学人間開発学部の総合型選抜入試について詳細を解説したいと思います!
◆國學院大学人間開発学部の総合型選抜入試の名称
國學院大学人間開発学部の総合型選抜入試は、「公募制自己推薦(AO型)」という名称で募集がなされています。
◆國學院大学人間開発学部のアドミッションポリシー
各大学学部のアドミッションポリシーは必ず読みましょう。大学側がどのような人材を求めているのかを把握し、そのための準備ができているかどうか自分を省みて試験対策をおこなっていく必要があります。
入試要項にはこのように書いてあります。
(入試要項より抜粋)
人間開発学部では、自らの資質・能力の向上と人間力育成を求めるとともに、教育者・指導者に強い志向性を有することが求められます。そのための基礎学力を持ち、自ら学ぼうとする学習意欲を保持し、十分なコミュニケーション力を有してそれをより高めようとする学生を受け入れます。
心身の発達に関する教養を総合的に身につけていくため、幅広い分野に関心を持って学んできており、さらに、今後の学生生活・卒業後の進路について展望を持っている学生を受け入れます。
◎求める人材、期待される入学者像
【初等教育学科】
初等教育学科では、日本の教育への関心と理解があり、教育の諸領域における各種問題に関する専門的な知識や技能の修得を目指して、「教育の専門家」を志す意欲の高い学生を受け入れます。
【健康体育学科】
健康体育学科では、身体運動や身体諸機能への関心と理解があり、健康の維持増進のあり方と多様なスポーツに関する専門的な知識や技能の修得を目指して、様々なライフステージでの健康・体育分野への寄与を志す意欲の高い学生を受け入れます。
【子ども支援学科】
子ども支援学科では、日本の幼児教育・保育への関心と理解があり、幼児教育・保育の諸領域における各種問題に関する専門的な知識や技能の修得を目指して、「幼児教育・保育の専門家」を志す意欲の高い学生を受け入れます。
◎入学者選考の観点
(AP 1) 知識・技能
(AP 2) 思考力・判断力・表現力
(AP 3) 主体性・意欲・志向性
◎入学までに身につけるべき教科・科目
教師や指導者になるためには、幅広い分野に関心を持って学ぶ姿勢が必要です。そのための基本的な能力は言語力であり、「国語」や「外国語」の修得はもちろんのこと、「数学」や「理科」など得意な教科・科目があればさらに望ましいです。
日常生活の中において学習する習慣をつけていることが大切であり、本学部で学修する上で、高校での修学以外に、次にあげるいずれかの能力検定試験相当の学力をもつことが望まれます。
・日本漢字能力検定:準2級以上
・日本語検定:3級以上
・実用英語技能検定:CSE2.0:1,700以上
・歴史能力検定(世界史または日本史):3級以上
・実用数学技能検定:準2級以上
・理検STEP:2級以上など、高校中級以上のレベル
入試要項のURL:https://www.kokugakuin.ac.jp/admission/admissions/41757-2
◆出願条件・日程
國學院大学人間開発学部の総合型選抜入試には出願条件に制約があります。
・出願期間: 2024年9月30日(月)~10月4日(金)
・第1次選考(書類選考)合格発表日:10月23日(水)
・第2次選考試験日:11月10日(日)
・第2次選考合格発表日:11月20日(水)
出願資格は以下のとおりです。
また、「レポート」や「活動報告書」などの書類も提出する必要があります。
詳細は入試要項を確認してください。
https://www.kokugakuin.ac.jp/admission/admissions/41757-2
◆試験内容
①第1次選考:書類選考
②第2次選考:小論文試験(90分)、面接試験
①第1次選考:書類選考
「レポート」、「活動報告書」、「エントリーシート」、「活動計画書」で書類選考が行われます。
「レポート」は、人の育ちを支援するという観点から自らが目指す将来像について、考えをまとめて2000字程度で記述します。「活動報告書」は、これまでに自身が行ってきた活動等で活躍や努力したものについて、その内容を記入します。「エントリーシート」は、志望理由、自分の最も評価してほしいところ、最近気になっている社会問題とその理由、継続的に取り組んできたと自信をもって言える活動とその期間、「個性的」とはどういうことか、社会に「人間開発」が必要であると思う理由、について記入します。記入するスペースが限られているので、要点をまとめてわかりやすく記述するようにしましょう。「活動計画書」は、大学入学後の活動計画について具体的に600字以内で記入します。
②第2次選考:小論文試験(90分)、面接試験
2024年度入試の小論文試験では、与えられた文章を読んだうえでその内容について記述させる問題と、文章の内容を踏まえたうえで自身の考えを記述させる問題が出題されました。詳細は、大学HPに過去問が掲載されていますので、確認して対策しましょう。(https://www.kokugakuin.ac.jp/admission/admissions/p2/p2)
なお、子ども支援学科では口頭試問も行われます。大学が用意した3冊の絵本のうち1冊を黙読したうえで、選んだ絵本について質問されます。絵本を通じて子供たちに伝えたいことを、これまでの絵本の経験に基づいて回答できるようにしましょう。
◆募集人員・倍率情報
募集人員は
初等教育学科14名、健康体育学科18名、子ども支援学科17名 です。
倍率は
2024年度入試 | 2023年度入試 | 2022年度入試 | |
初等教育学科 | 2.4 | 3.3 | 2.2 |
健康体育学科 | 2.6 | 4.9 | 4.7 |
子ども支援学科 | 1.9 | 2 | 1.7 |
出願条件が比較的易しいところに対し、倍率もそれほど高くないので、是非チャレンジしていただきたい入試です。
以上、國學院大学人間開発学部の総合型選抜入試についてご紹介しました。
オーソドックスな試験なだけに、面接で語る内容で差がつく可能性があります。
自分がどんな未来像を持っており、それはどのような原体験から生まれた理想で、その理想を実現するために今、そして大学で何を学ぶのか。
話の中からこのようなストーリーを感じられる受験生に、面接官は納得し、魅力を感じます。
★國學院大學の他の学部の情報をチェックしたい方は https://sogogata-concierge.com/column/kokugakuin-univ/
★無料の面談サービスを利用して、総合型選抜の塾選びの相談をしたい方は https://sogogata-concierge.com/column/about-introduction-service/