自己PRの書き方
2025/01/11
総合型選抜入試の出願書類の中で「自己PR」を求められることがあります。この書類にはどんなことを書けばよいのか、どんな内容にすればいいのかを今回は確認したいと思います。
自己PRですから、文字通り自分のことを大学側にPRする書類です。特に内容の指示がなければ何を書いてもいいわけですが、自由なだけに、相当内容を検討して書くべき書類になります。
一般的には、高校時代の探究活動実績を書くことになります。大学で学びたいことと、高校時代の活動が繋がっている人たちがこれに該当します。総合型選抜入試準備の王道を歩んでいる人たちです。
商学部に行きたい人が、ビジネスコンテストに懸命に取り組んで受賞したことを書く。地方創生を学びたい人が、地元での地域活性化ボランティア活動の経験を書く、などがこれです。
自分が実際に活動したことから気づいたこと、学んだこと、もっと学びたいことなどを丁寧に表現すれば、十分な自己PRが出来上がるでしょう。
苦労するのは総合型選抜入試に向けた活動実績が特にない人たちです。高3になって総合型受験を決めた人などは大体このパターンになります。
そして、自己PRと聞いて困り果て、部活や委員会、ボランティア活動などの経験を引っ張りだしてきて書くことになります。
ただし、この場合、書く内容には十分注意しなければなりません。
例えば、経営学部に入るための自己PR書類に、自分が運動部でキャプテンを務めた苦労や練習の工夫、試合での功績を熱い思いで書き綴ることは合格に近づく行為と言えるでしょうか?
例えそれが全国で1位2位という素晴らしい成果を上げていたとしても。見当違いだと思われます。
自己PRは志望理由にも似た性格を持つと認識してください。
「自分がすごいこと」をPRするのではなく、「自分がいかにその大学学部に対しての適性を持っているか」をPRする書類です。
その大学学部のことをよく研究したうえで、それと自分が繋がる要素を探し、そのフィールドにおける自分の功績や適性をPRしましょう。
先ほどの経営学部と運動部の例で言えば、例えばキャプテンとしてチームをマネジメントした成功体験をPRしたうえで、そこでの経験や学びを学術的に理解するために経営学部に入りたいと表現すれば、しっかりと経営学部に入りたい受験生としての自己PRになり得るでしょう。
そうはいっても、受験する学部の性質に関係がないことを全く書いてはいけないということではありません。例えば他の出願書類の中でも高校での学業に触れていなければ、この自己PR書の中に高校での成績の話や英検の取得級などをさらっと入れておくとよいでしょう。欠席がなく皆勤であることなども、決してメインの話にはなり得ませんが、字数に余裕があれば書いておくことで、健康で真面目な人間であることを表現することができます。
志望大学学部に直結するような活動実績がない人は、まずは細かいことでもいいので、自分の強みや成功体験をリストアップしてみてください。
そして、それらが自分の志望大学学部に繋がる要素にならないか検討してみましょう。
そして志望理由書など、他の提出書類と重複しない内容を選び出し、文章にしてみてください。