学習院大学文学部の総合型選抜入試の倍率や過去問を紹介

受験生に人気の難関私立大学であるGMARCHのうちの1つ、学習院大学。

東京都豊島区にキャンパスを構えており、GMARCHの中ではキャンパスが一つだけというのが特徴です。そのため、他学部との交流が盛んにおこなわれています。また、学習院大学はもともと皇族・華族のための教育機関として開講されたという歴史を持っているため、落ち着いた、高貴なイメージを持っている大学でもあります。それに加えて就活における評判もよく安定した就職率と魅力的な就職先がそろっており、卒業後の進路を考えた場合でも素晴らしい大学となっています。

その中で文学部は人文科学における幅広い学問を学ぶことができます。日本文学、外国文学をはじめとした学問を学びながら、批評的思考をはぐくむシステムが特徴です。

この記事では、そんな学習院大学文学部の総合型選抜入試について詳細を解説したいと思います!

◆学習院大学文学部の総合型選抜入試の名称

学習院大学文学部の総合型選抜入試は「学校推薦型選抜(公募制)」という名称で募集がなされています。募集をしている学科は、哲学科、史学科、英語英米文化学科、ドイツ語圏文化学科、フランス語圏文化学科、教育学科です。

◆学習院大学文学部のアドミッションポリシー

各大学学部のアドミッションポリシーは必ず読みましょう。大学側がどのような人材を求めているのかを把握し、そのための準備ができているかどうか自分を省みて試験対策をおこなっていく必要があります。

学習院大学の入試要項にはこのように書いてあります。

(要項より抜粋)

文学部では、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)及び教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)に定める教育を受けるために必要な、学科ごとに掲げる知識・能力や目的意識・意欲を備えた学生を、各種選抜試験を通じて受け入れます。

哲学科

哲学科では、次に掲げる知識・能力や目的意識・意欲を備えた学生を、各種選抜試験を通じて受け入れます。

(知識・技能)

1. 高等学校までの履修内容のうち、国語、外国語、数学、地理歴史、公民について、基本的な内容を理解し、高等学校卒業相当の知識を有している。

(思考・判断・表現)

2. 自身の見地から物事を論理的に考え、その内容、過程、結果などを的確に表現し、伝えることができる。

(関心・意欲・態度)

3. 哲学・思想史と美学・美術史の諸問題に、授業内容の修得にとどまらず、自発的に関心を持ち、その関心をより深めるために学問、調査、研究を行う意欲がある。

史学科

史学科では、次に掲げる知識・能力や目的意識・意欲を備えた学生を、各種選抜試験を通じて受け入れます。

(知識・技能)

1. 高等学校までの履修内容のうち、国語、外国語、数学、地理歴史、公民について、基本的な内容を理解し、高等学校卒業相当の知識を有している。

(思考・判断・表現)

2. 先入観なく、人間社会の多様なあり方を認識し、あくまで証拠(史資料)に基づいて合理的に判断し、その結果を論理的に説明できる。

3. 社会で起こっている諸現象に対して、日常的に証拠を考えたり、その現象が起こる理由や影響を考えたりする習慣を高校生らしい感性で身につけている。

(関心・意欲・態度)

4. 自らの研究課題を見つけるため、高等学校の授業の他、自発的な読書や博物館等の見学、ボランティアなどの課外活動を積極的に行い、過去の歴史的社会のみならず、現代社会の諸現象への問題意識を持っている。

日本語日本文学科

日本語日本文学科では、次に掲げる知識・能力や目的意識・意欲を備えた学生を、各種選抜試験を通じて受け入れます。

(知識・技能)

1. 高等学校までの履修内容のうち、国語、外国語、数学、地理歴史、公民について、基本的な内容を理解し、高等学校卒業相当の知識を有している。

2. 教科書だけでなく、興味のあることについて読書をする習慣を養っている。

(思考・判断・表現)

3. 高等学校までの履修内容のうち、特に、「国語表現Ⅰ、Ⅱ」「国語総合」「現代文」「古典」「古典講読」などを通じて、日本語・日本文学・日本文化・日本語教育について、深い興味と関心を持っているとともに、話す・聞く・読む・書くというコミュニケーションの基礎的な能力を身につけている。

4. 高等学校までの英語などの外国語教育をいかして、世界と交流する自覚を持っている。

(関心・意欲・態度)

5. 日本語・日本文学・日本文化・日本語教育に関する現代的、国際的、あるいは歴史的な諸問題について、気になることを発見したら、図書館やインターネットなどを活用して、自主的な学習に取り組む意欲がある。

6. 収集した知識や情報をもとに、論理的に考察して、その結果を説明することができる。

英語英米文化学科

英語英米文化学科では、次に掲げる知識・能力や目的意識・意欲を備えた学生を、各種選抜試験を通じて受け入れます。

(知識・技能)

1. 高等学校までの履修内容のうち、国語、外国語、数学、地理歴史、公民について、基本的な内容を理解し、高等学校卒業相当の知識を有している。

(思考・判断・表現)

2. 身近な社会問題に対して主体的に関心を持ち、知識や情報を基に論理的に考え、その判断を具体的に表現できる。

(関心・意欲・態度)

3. 英語スキルに関して強い向上心を持つとともに、英語圏社会・文化と関わる領域で卒業後の希望・進路に合わせて具体的な目標を定め、持続的・継続的にトレーニングを実行できる。

ドイツ語圏文化学科

ドイツ語圏文化学科では、次に掲げる知識・能力や目的意識・意欲を備えた学生を、各種選抜試験を通じて受け入れます。

(知識・技能)

1. 高等学校までの履修内容のうち、国語、外国語、数学、地理歴史、公民について、基本的な内容を理解し、高等学校卒業相当の知識を有している。

(思考・判断・表現)

2. 現代社会において身近に見られる言語・文化に関係する事柄や社会的問題について関心を持ち、情報を積極的に求め、自分なりの思考を展開することができる。

3. 与えられた情報の内容の概略を適切にまとめ、それに対する自らの考えを明確に筋道をたてて説明することができる。

(関心・意欲・態度)

4. ドイツ語圏の言語・文化・社会事情について強い関心を持ち、さらにヨーロッパや世界情勢と関連させて考えようとする意欲がある。

5. 他者の意見に耳を傾け、積極的にコミュニケーションをとる姿勢がある。

フランス語圏文化学科

フランス語圏文化学科では、次に掲げる知識・能力や目的意識・意欲を備えた学生を、各種選抜試験を通じて受け入れます。

(知識・技能)

1. 高等学校までの履修内容のうち、国語、外国語、数学、地理歴史、公民について、基本的な内容を理解し、高等学校卒業相当の知識を有している。

(思考・判断・表現)

2. 高等学校の国語、とくに現代文において、文学作品に偏らず、社会・政治・哲学的内容をもった批評文を読み解き、その論の妥当性を判断し、自分の考えを言葉で表現することができる。

(関心・意欲・態度)

3. フランス語圏のみならず、広く外国の文化現象に対して好奇心を持ち、日常的な読書などを通じて、その好奇心を積極的に深める習慣を持っている。

教育学科

 教育学科では、次に掲げる知識・能力や目的意識・意欲を備えた学生を、各種選抜試験を通じて受け入れます。

(知識・技能)

1. 高等学校までの履修内容のうち、国語、外国語、地理歴史・公民・数学について、基本的な内容を理解し、高等学校卒業相当の知識を有している(一般選抜コア)。

2. 高等学校までの履修内容のうち、外国語、数学、理科について、基本的な内容を理解し、高等学校卒業相当の知識を有している(一般選抜プラス)。

3. 学校教育を中心とした教育的事象に強い関心を持ち、教育学科で学ぶために必要な高等学校卒業相当の知識を有している(学校推薦型選抜(指定校・公募制)及び内部進学)。

4. 高等学校までの履修内容のうち、国語、英語、地理歴史・公民、数学、理科について、基本的な内容を理解し、高等学校卒業相当の知識を有している(共通テスト)。

(思考・判断・表現)

5. 事象を多角的に考察し、的確に判断し、自分の考えを他者に明確に伝えることができる能力を有している。

(関心・意欲・態度)

6. 教育や社会に対する知的好奇心があり、将来教育活動に関して取り組もうとする意欲と、他者と積極的に協働しながら問題解決しようとする態度を有している。

◆出願条件・日程

学習院大学文学部の総合型選抜入試には出願条件に制約があります。

学校長または中等教育学校長が各学科に関する適性を考慮し責任をもって推薦する者。各高等学校長または中等教育学校長が推薦できる人数は、特に制限しません。

(1) 学校教育法に基づく高等学校(中等教育学校の後期課程を含む。以下同じ)を2024年3月に卒業見込みの者。なお、日本の高等学校在学中に外国の高等学校に留学した者の場合は、日本の高等学校を2023年4月1日から願書提出日までに卒業、または2024年3月31日までに卒業見込みであること。

(2) 本学部の志望学科で学ぶことに強い意欲を持ち、合格した場合は入学することを確約できる者。

(3) 高等学校の学業成績が優秀で、高等学校1年から3年1学期または前期までの学習成績が次の範囲の者。

・哲学科:全体の学習成績の状況が 3.8以上

・史学科:全体の学習成續の状況が 3.8以上

・英語英米文化学科:全体の学習成續の状況が4.2以上で、かつ英語の学習成續の状況が4.4以上

・ドイツ語圏文化学科:外国語の学習成績の状況が 3.8以上

・フランス語圏文化学科:全体の学習成績の状況が 3.5以上

・教育学科:Aあるいは、Bに該当する者

  A全体の学習成績の状況が4.1以上

  B全体の学習成續の状況が4.0以上で、かつ数学及び理科の履修した全科ての科目の学習成績の状況が4.2以上

学習院大学は英語資格に関する条件はありませんが、高い評定平均が必要とされています。

試験日程については

出願書類提出期間 2023年11月1日〜11月6日 

小論文・口頭諮問 試験日 2023年11月18日

面接 試験日 2023年11月19日

 合格発表日 2023年12月1日

入学手続締切日 2023年12月14日

◆試験内容

①書類選考

②小論文・口頭試問

①書類選考

受験生が提出した書類を大学側が評価し、合否が決定します。提出書類で重要となってくるのは、本学志望理由書(1200字程度)です。主に「主体性を持って多様な人々と共同して学ぶ態度」を評価する書類です。志望動機を1200程度にまとめる文章力を鍛えましょう。

②小論文・口頭試問(面接)

二次試験は試験形式が異なる学科があります。

史学科は小論文試験が2つあり、教育学科はグループディスカッション・プレゼンテーションと面接が課されています。また、小論文は英語英米文化学科をのぞくすべての学科で、当日与えられる課題で書くテーマ型小論文となっています。

英語英米文化学科の小論文は英語の文章を読んで日本語の文章を書く形式です。学科ごとに試験時間やテーマが異なるため、過去問を研究し練習しましょう。

◆募集人員・倍率情報

募集人員・倍率情報はこのようになっています。

学部学科入試方式定員202320222021
すべて学校推薦型選抜(公募制)1.21.11.2

以上、学習院大学文学部の総合型選抜入試についてご紹介しました。

オーソドックスな試験なだけに、面接で語る内容で差がつく可能性があります。

自分がどんな未来像を持っており、それはどのような原体験から生まれた理想で、その理想を実現するために今、そして大学で何を学ぶのか。

話の中からこのようなストーリーを感じられる受験生に、面接官は納得し、魅力を感じます。

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