駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部の総合型選抜入試の倍率や過去問を紹介
2024/10/04
関東の有名中堅私立大学群である日東駒専の1つ、駒澤大学。
駒沢オリンピック公園に隣接した緑豊かな駒沢キャンパスにて大部分の授業が実施されており、学生生活の中心となっています。7つの学部がひとつのキャンパスにまとまっているのが特徴で、学年や学部が異なる学生同士が同じ教場で同じ授業科目を学ぶことにより、多様な学問や知識に触れることができます。
「仏教」の教えと「禅」の精神を建学の理念としており、本格的に仏教を学べる大学としても知られています。
この記事では、そんな駒沢大学グローバル・メディア・スタディーズ学部(通称GMS)の総合型選抜入試について詳細を解説したいと思います!
◆駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部の総合型選抜入試の名称
駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部(GMS)の総合型選抜入試は「自己推薦選抜(総合評価型)」「自己推薦選抜(特性評価型)」という名称で募集がなされています。
◆駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部のアドミッションポリシー
各大学学部のアドミッションポリシーは必ず読みましょう。大学側がどのような人材を求めているのかを把握し、そのための準備ができているかどうか自分を省みて試験対策をおこなっていく必要があります。
駒澤大学の公式ホームページにはこのように書いてあります。
(公式ホームページより抜粋)
「(AP1)高等学校の教育課程を幅広く修得していること。特に「英語」及び「情報」について、大学での学修に必要な知識、理解、技能を有すること。〔知識、理解、技能〕
(AP2)世界のさまざまな問題や身近な社会の課題に対し幅広い視点から関心を持ち、自ら選んだ領域において、大学で深く学び、身につけた力をその改善のために用いようとする意欲を有すること。〔意欲、関心、態度〕
(AP3)合理性をもってものごとを考え、人間性への深い理解をもって判断し、状況と目的に応じてそれらを適切に伝えることができる力を有すること。〔思考力、判断力、表現力〕
(AP4)世界のさまざまな地域において、また身近な社会の中において、自分とは異なる多様な人々が存在することを理解し、彼らとともによりよい世界を実現するために協働していく能力を有すること。〔主体性、多様性、協働性〕」
公式HPのURL:
https://www.komazawa-u.ac.jp/about/policies/educational-policies.html
◆出願条件・日程
駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部の総合型選抜入試には「自己推薦選抜(総合評価型)」と「自己推薦選抜(特性評価型)」があり、それぞれ出願条件に制約があります。
<1>駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部 自己推薦選抜(総合評価型)
・出願時期 2023年は9月29日(金)~10月6日(金)の1週間だけでした
・試験日 10月22日(日)
・合格発表日 11月10日(金)
試験は1日のみです。
高校での評定平均値が出願条件に含まれており、①、②いずれかの条件を満たしている必要があります。
①全体の学習成績状況4.0以上
②全体の学習成績状況3.8以上、かつ、外国語(英語)4.3以上
またホームページから印刷した「自己推薦書」などの書類も作成して提出する必要があります。
<2>駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部 自己推薦選抜(特性評価型)
・出願時期 2023年は9月11日(月) ~ 9 月15日(金)でした
・試験日 ①第1次試験(書類審査) ②第2次試験 10月21日(土)
・合格発表日 ①第1次試験10月7日(土) ②第2次試験 11月10日(金)
駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部の自己推薦選抜(特性評価型)には、A方式とB方式の二つの方式があり、いずれかを選択して受験できます。
A方式:資格や実績等を利用し、面接・口頭試問を行う方式。
B方式:試験当日に発表されるテーマ(情報やメディアに関する社会問題等)に沿った、90分間のプレゼンテーション資料作成(試験時間内にインターネット等を活用して情報収集し作成)と10分程度のプレゼンテーション・質疑応答を行う方式。
A方式、B方式それぞれの出願条件は以下のとおりです。
またホームページから印刷した「自己推薦書」などの書類も作成して提出する必要があります。
詳細は、学校ホームページ掲載の「自己推薦選抜要項」を参照してください。
https://komazawa-u.backshelf.jp/?folseq=561
◆試験内容
<1>駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部 自己推薦選抜(総合評価型)
駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部の自己推薦選抜(総合評価型)では、出願書類、小論文、面接・口頭試問で選考が行われます。配点は出願書類(50点)、小論文(100点)、面接・口頭試問(100点)、合計250点となっています。
①出願書類
②小論文(60分)
③面接・口頭試問
①出願書類
「自己推薦書」は出願直前に大学にアピールできる唯一のものです。評定平均値が基準を満たしていれば、他の受験生とはそれほど大きな差は出ないと考えられるため、出願書類で点数に差が出るのは自己推薦書の内容と考えられます。
説得力があり、熱意が感じられる自己推薦書を作成しましょう。
提出前に信頼できる学校の先生や塾の先生などの第三者にチェックしてもらい、誤字脱字がないか、説得力のある文章を作成できているか、確認してもらうとよいでしょう。
②小論文
小論文では、経済・社会のグローバル化によってもたらされる様々な問題について、日本語または英語の簡単な資料が与えられ、それを元に自身の考えを論述する問題が出題されます。文字数の制限はありません。
日頃から、新聞や雑誌の記事を読み、経済・社会・文化のグローバル化がどのように進み、どのような問題が生じているか、それらを解決するためにはどうすればいいかについて、自分の考えを整理してみるとよいでしょう。
③面接・口頭試問
面接では入学意欲が高いか、アドミッションポリシーに合致しているかどうかが問われます。アドミッションポリシーをしっかりと確認し、大学が求める学生であることをアピールできるようにしましょう。自己推薦書の内容について、より詳しく説明を求められることもあります。信頼できる学校の先生や塾の先生と練習し、自信を持って面接に臨むことができるように対策しましょう。
学校ホームページ内、合格者の声のページには、合格者の方が面接・口頭試問でどんな質問をされたか、面接・口頭試問の対策はどのように行ったかが掲載されています。目を通しておきましょう。
URL: https://think.komazawa-u.ac.jp/jikosui/department07.html#sec01
<2>駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部 自己推薦選抜(特性評価型)
駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部の自己推薦選抜(特性評価型)では、第一次試験が出願書類(書類選考)にて行われ、合格者は第二次試験に進みます。
第二次試験は、A方式では面接・口頭試問が行われます。B方式では試験当日に発表されるテーマ(情報やメディアに関する社会問題等)に沿った、90分間のプレゼンテーション資料作成(試験時間内にインターネット等を活用して情報収集し作成)と10分程度のプレゼンテーション・質疑応答が行われます。配点は出願書類(100点)、面接・口頭試問またはプレゼンテーション(100点)、合計200点です。第二次試験についてはオンラインで行われます。
①出願書類
「自己推薦書」は出願直前に大学にアピールできる唯一のものです。評定平均値が基準を満たしていれば、他の受験生とはそれほど大きな差は出ないと考えられるため、出願書類で点数に差が出るのは自己推薦書の内容と考えられます。説得力があり、熱意が感じられる自己推薦書を作成しましょう。
②面接・口頭試問(A方式)、プレゼンテーション(B方式)
面接では入学意欲が高いか、アドミッションポリシーに合致しているかどうかが問われます。アドミッションポリシーをしっかりと確認し、大学が求める学生であることをアピールできるようにしましょう。自己推薦書の内容について、より詳しく説明を求められることもあります。信頼できる学校の先生や塾の先生と練習し、自信を持って面接に臨むことができるように対策しましょう。
プレゼンテーションでは、与えられた時間内で、与えられたテーマについてプレゼン資料を作成することが求められます。インターネットなどを駆使して的確に情報を収集し、自分なりの視点で整理して、わかりやすく伝えることが求められます。
学校ホームページ内、合格者の声のページには、合格者の方が面接・口頭試問でどんな質問をされたか、面接・口頭試問の対策はどのように行ったかが掲載されています。目を通しておきましょう。
URL: https://think.komazawa-u.ac.jp/jikosui/department07.html#sec01
◆募集人員・倍率情報
<1>駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部 自己推薦選抜(総合評価型)
募集人員は、グローバル・メディア学科34名です。
倍率は
2023年度入試 | 2022年度入試 | 2021年度入試 | |
グローバル・メディア学科 | 1.4 | 1.5 | 1.1 |
<2>駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部 自己推薦選抜(特性評価型)
募集人員は、グローバル・メディア学科15名です。
倍率は
2023年度入試 | 2022年度入試 | 2021年度入試 | |
グローバル・メディア学科 | 1.7 | 1.3 | 1.2 |
出願条件が比較的易しいところに対し、倍率もそれほど高くないので是非チャレンジしていただきたい入試です。
以上、駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部の総合型選抜入試についてご紹介しました。
オーソドックスな試験なだけに、面接で語る内容で差がつく可能性があります。
自分がどんな未来像を持っており、それはどのような原体験から生まれた理想で、その理想を実現するために今、そして大学で何を学ぶのか。
話の中からこのようなストーリーを感じられる受験生に、面接官は納得し、魅力を感じます。
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