日本大学文理学部の総合型選抜入試の倍率や過去問を紹介

関東の有名中堅私立大学群である日東駒専の1つ、日本大学。

1889年(明治22年)に創立された日本法律学校を前身としています。現在は16学部86学科を有する、我が国最大規模の総合大学です。「自主創造」を教育理念として掲げており、自ら学び、自ら考え、自ら道をひらく人材を育成しています。

規模が大きい一方で、ゼミナールや外国語教育、実験・実習は少人数による指導を徹底しています。総合大学の特色を生かしつつ、少人数教育で専門性を高めて個性を伸ばし、社会で求められる専門力・実践力を養う教育を展開しています。

理工学部は、理工系のあらゆる分野(建設系・機械系・電気系・理学系)を網羅する14の学科がある総合型理工系学部です。駿河台(東京)と船橋(千葉)にキャンパスがあり、キャンパスの中には、世界に誇る最先端の実験・研究施設があります。これらの施設は、学生や教員の教育・研究活動の場として、また官公庁や企業との共同研究、受託研究の場として、活用されています。

この記事では、そんな日本大学理工学部の総合型選抜入試について詳細を解説したいと思います!

◆日本大学理工学部の総合型選抜入試の名称

日本大学理工学部の総合型選抜入試は「日本大学理工学部 総合型選抜」という名称で募集がなされています。

◆日本大学理工学部のアドミッションポリシー

各大学学部のアドミッションポリシーは必ず読みましょう。大学側がどのような人材を求めているのかを把握し、そのための準備ができているかどうか自分を省みて試験対策をおこなっていく必要があります。

日本大学理工学部の公式ホームページにはこのように書いてあります。

(公式HPより抜粋)

日本大学理工学部は、日本大学が掲げる教育理念『自主創造』に基づき、一人ひとりの個性を尊重し、『自由闊達な精神、豊かな創造性及び旺盛な探究心を持ち、人類の平和と福祉に貢献できる、誇りある人材を養成する』ことを教育理念に掲げています。

このような教育理念のもとに、日本大学理工学部では、大学で学ぶ上で求められる基礎学力を有し、知的好奇心が旺盛で、修得した科学的知識・技術を活かし社会に貢献したいという意欲のある人を求めています。

公式HPのURL:

https://www.cst.nihon-u.ac.jp/about/education/4_1.html

◆出願条件・日程

日本大学理工学部の総合型選抜入試には出願条件に制約があります。

・エントリー期間  2023年6月1日(木)~9月11日(月)

・出願時期     9月1日(金)~11日(月)

・試験日      10月22日(日)

・合格発表日      11月1日(水)

※エントリーとは、自分に適した志望学科を決めるために、興味のある学科の情報を 収集するための登録制度で、複数学科への登録が可能です。エントリーしていない 学科には出願できないので、興味のある学科にはエントリーしておくようにしま  しょう。

※出願は1学科のみとなります。(出願前にエントリーが必要です。)

出願条件は以下のとおりです。

また、インターネット出願サイトから印刷した「エントリーシート」や「大学入学希望理由書」などの書類も作成して提出する必要があります。

詳細は、学校HP(https://www.nihon-u.ac.jp/admission_info/application/general_information/ao/)や理工学部HPの募集要項(https://nucst-admission.jp/college/CDT_SEL.aspx)などで確認してください。

◆試験内容

試験内容は学科によって異なります。学科ごとに詳細を説明していきます。

<土木工学科>

①事前課題

②小論文(60分)

③面接

①事前課題

出願後、10月上旬に事前課題が郵送されます。この課題に対する報告書(事前課題報告書)を作成し、指定された期日までに大学に返送します。

2023年度入試の事前課題は、土木の公共施設または構造物に関するレポート(A4横書き、1000字程度)でした。詳細は、学校HPに過去問が掲載されていますので、確認してください。(https://www.nihon-u.ac.jp/admission_info/application/past_test/ao/

②小論文(60分)

試験当日には、小論文試験が行われます。2023年度入試では、「将来の日本や世界の役に立つために土木技術者としてできることは何か」について、600字以内で記述させる問題が出題されました。試験時間は60分です。詳細は、学校HPに過去問が掲載されていますので、確認してください。

https://www.nihon-u.ac.jp/admission_info/application/past_test/ao/

③面接

面接では入学意欲が高いか、アドミッションポリシーに合致しているかどうかが問われます。アドミッションポリシーをしっかりと確認し、大学が求める学生であることをアピールできるようにしましょう。また、志望理由や入学後に学びたいテーマなどについて、より詳しく説明を求められることが想定されます。信頼できる学校の先生や塾の先生と練習し、自信を持って面接に臨むことができるように対策しましょう。

<交通システム工学科>

①事前課題

②面接

③プレゼンテーション(課題発表)

①事前課題

出願後、10月上旬に事前課題が郵送されます。この課題に対する報告書(事前課題報告書)を作成し、指定された期日までに大学に返送します。

2023年度入試の事前課題は、「A4用紙2枚以内で、身近な交通に関する問題や課題を示し、より良い交通の実現に向けた提案をする。また、今後どのように学びを行なっていきたいかを述べる。」という内容でした。詳細は、学校HPに過去問が掲載されていますので、確認してください。

https://www.nihon-u.ac.jp/admission_info/application/past_test/ao/

②面接

「大学入学希望理由書」、「活動報告書」、「学修計画書」に基づいた口頭による自己PRと質疑応答が行われます。(自己PR:2分程度、質疑応答:8分程度)

志望理由、大学でどのように学びたいのか、また、大学での学びを将来どのように活かしたいのかについて、自分の言葉でしっかりと説明できるようにしましょう。

③プレゼンテーション(課題発表)

事前課題について、あらかじめ自分で作成したパワーポイントファイルもしくはPDF形式のデータを用意し、それを用いて発表を行ないます。発表時間は7分以内です。その後、質疑応答が8分程度行われます。

<建築学科>

①事前課題

②スケッチ

③応募作品のプレゼンテーションとそれに対する質疑応答

④面接

①事前課題

出願後、10月上旬に事前課題が郵送されます。この課題に対する報告書(事前課題報告書)を作成し、指定された期日までに大学に返送します。

2023年度入試の課題は、「身近にある建築の特徴や自身の関心がある点、良いところ、改善点などに関するレポート」でした。

②スケッチ

試験当日はスケッチの実技試験が行われます。2023年度入試の実技試験は、「街並みのスケッチ」(A3、ケント紙、90分)でした。

③応募作品のプレゼンテーションとそれに対する質疑応答

試験当日は、入選作品等のプレゼンテーションとそれに対する質疑応答が行われます。発表時間は5分以内、質疑応答は10分程度です。

④面接

面接では入学意欲が高いか、アドミッションポリシーに合致しているかどうかが問われます。アドミッションポリシーをしっかりと確認し、大学が求める学生であることをアピールできるようにしましょう。また、志望理由や入学後に学びたいテーマなどについて、より詳しく説明を求められることが想定されます。信頼できる学校の先生や塾の先生と練習し、自信を持って面接に臨むことができるように対策しましょう。

<海洋建築工学科>

海洋建築工学科では、試験の方法が2つあり、いずれか一つを選択することができます。

(1)説明資料を用いた課題のプレゼンテーションと口頭試問を含む面接

(2)小論文試験と面接

ただし、(2)の「小論文試験と面接」を選択するためには、以下の条件を満たしている必要があります。

(1)と(2)、それぞれの試験内容について説明していきます。

(1)説明資料を用いた課題のプレゼンテーションと口頭試問を含む面接

①事前課題

②プレゼンテーション

③口頭試問及び面接

①事前課題

出願後、10月上旬に事前課題が郵送されます。この課題に対する報告書(事前課題報告書)を作成し、指定された期日までに大学に返送します。

2023年度入試の事前課題は、水辺の生き物カフェを提案し、以下の課題【1】【2】に答えるという内容でした。

【1】提案する「水辺の生き物カフェ」についての記述及び写真撮影

(地名や特徴、その敷地を選定した理由、その地域にふさわしい飼育する生物、理 想と思われる展示方法、計画する敷地の撮影)

【2】提案する「水辺の生き物カフェ」についての記述及び手書きでのイメージ図描  画

 (特徴や自身が工夫した点、周辺環境との関係性、あり方など、イメージ図に対す  る記述)

また、プレゼンテーションで使用する「発表資料」を作成し、試験当日に持参する必要があります。

②プレゼンテーション

試験当日は、事前に用意した「発表資料」を用いてプレゼンテーションを行ないます。発表時間は5分程度です。また、課題に対する質疑応答が10分程度行われます。

③口頭試問および面接

面接では入学意欲が高いか、アドミッションポリシーに合致しているかどうかが問われます。アドミッションポリシーをしっかりと確認し、大学が求める学生であることをアピールできるようにしましょう。また、志望理由や入学後に学びたいテーマなどについて、より詳しく説明を求められることが想定されます。信頼できる学校の先生や塾の先生と練習し、自信を持って面接に臨むことができるように対策しましょう。

(2)小論文試験と面接

①小論文試験

②面接

※小論文試験を選択した場合は、事前課題の提出は不要です。

①小論文試験

試験当日は60分間の小論文試験が行われます。2023年度入試では、「海上都市構想」について600字以内で記述させる問題が出題されました。学校HPに過去3年間の問題が掲載されていますので、確認してください。

https://www.nihon-u.ac.jp/admission_info/application/past_test/ao/

②面接

面接では入学意欲が高いか、アドミッションポリシーに合致しているかどうかが問われます。アドミッションポリシーをしっかりと確認し、大学が求める学生であることをアピールできるようにしましょう。また、志望理由や入学後に学びたいテーマなどについて、より詳しく説明を求められることが想定されます。信頼できる学校の先生や塾の先生と練習し、自信を持って面接に臨むことができるように対策しましょう。

<まちづくり工学科>

①事前課題

②面接

③事前課題報告書Aに関する口頭試問

④事前課題報告書Bに基づくプレゼンテーションとそれに対する口頭試問

①事前課題

出願後、10月上旬に「まちづくりに関する事前課題A、B」が郵送されます。この課題に対する報告書(事前課題報告書A、B)を作成し、指定された期日までに大学に返送します。

2023年度入試の事前課題Aは、まちづくりに関するキーワードを2つ選び、社会的意義・問題点の各種整理・改善策の整理についてニュースや新聞記事などの話題を引用しながらキーワードごとにレポートを作成するという内容でした。事前課題Bは、自身が住む「まち」について問題点・課題点の指摘と改善案を提案するレポートの作成と、レポートの要旨となる内容をまとめた「プレゼンテーションボード」の作成でした。

②面接

面接では入学意欲が高いか、アドミッションポリシーに合致しているかどうかが問われます。アドミッションポリシーをしっかりと確認し、大学が求める学生であることをアピールできるようにしましょう。また、志望理由や入学後に学びたいテーマなどについて、より詳しく説明を求められることが想定されます。信頼できる学校の先生や塾の先生と練習し、自信を持って面接に臨むことができるように対策しましょう。

③事前課題報告書Aに関する口頭試問

試験当日は、事前課題報告書A(まちづくりに関するキーワードに対するレポート作成)に関する口頭試問が行われます。レポートの内容を自分なりに分かりやすく説明できるように準備しておきましょう。

④事前課題報告書Bに基づくプレゼンテーションとそれに対する口頭試問

事前課題報告書B(地域のまちづくりの諸問題の指摘とその解決案(提案)についてのレポートとプレゼンボードの作成)に基づくプレゼンテーションとそれに対する口頭試問が行われます。発表時間は5分程度、質疑応答は10分程度です。

<機械工学科>

①試験(数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学Bに関する出題)

②課題(物理に関する課題)

③面接

①試験(数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学Bに関する出題)

数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学Bの知識を問う筆記試験が行われます。試験時間は50分です。

②課題(物理に関する課題)

2023年度入試では、小論文試験が行われました。小論文試験では、必須テーマ「地球温暖化問題の真偽について」と、次の選択テーマの中から1つ選択し、それぞれについて合計60分でまとめるという問題が出題されました。(選択テーマ:「三角形の板の重心」、「空気を冷媒とするエアコン」、「ニュートンのゆりかご」)

③面接(20分)

面接では入学意欲が高いか、アドミッションポリシーに合致しているかどうかが問われます。アドミッションポリシーをしっかりと確認し、大学が求める学生であることをアピールできるようにしましょう。また、志望理由や入学後に学びたいテーマなどについて、より詳しく説明を求められることが想定されます。信頼できる学校の先生や塾の先生と練習し、自信を持って面接に臨むことができるように対策しましょう。

<精密機械工学科>

①事前課題

②事前課題のプレゼンテーション

③口頭試問(数学・理科に関する基本的な事項についての質問)

④面接

①事前課題

出願後、10月上旬に「事前課題」が郵送されます。この課題に対する報告書(事前課題報告書)を作成し、指定された期日までに大学に返送します。

2023年度入試の事前課題は、「病院で活躍するAI(人口知能)を用いた医療型ロボットシステムの提案」に関するレポートでした。

②事前課題のプレゼンテーション

試験当日は、事前課題についてのプレゼンテーションと質疑応答が行われます。発表時間は10分程度、質疑応答は5分程度です。

③口頭試問

口頭試問では、数学・理科に関する基本的な事項について質問されます。

④面接

面接では入学意欲が高いか、アドミッションポリシーに合致しているかどうかが問われます。アドミッションポリシーをしっかりと確認し、大学が求める学生であることをアピールできるようにしましょう。また、志望理由や入学後に学びたいテーマなどについて、より詳しく説明を求められることが想定されます。信頼できる学校の先生や塾の先生と練習し、自信を持って面接に臨むことができるように対策しましょう。

<航空宇宙工学科>

①事前課題

②筆記試験

③面接及び口頭試問

①事前課題

出願後、10月上旬に「数学に関する事前課題」が郵送されます。2023年度入試の事前課題は、「①数学Ⅱ・B及び数学Ⅲの対数の特徴・三角関数・ベクトル・微分・積分の単元について十分に学び、理解しておく」「②ベクトルが力学(仕事)における使われ方(物理的解釈)を調べて理解する」という内容でした。

②筆記試験

試験当日は、事前課題に関する内容の筆記試験が行われます。試験時間は60分です。

③面接及び口頭試問

口頭試問では、数学・物理(力学)に関する基本的な事項について質問されます。

面接では入学意欲が高いか、アドミッションポリシーに合致しているかどうかが問われます。アドミッションポリシーをしっかりと確認し、大学が求める学生であることをアピールできるようにしましょう。また、志望理由や入学後に学びたいテーマなどについて、より詳しく説明を求められることが想定されます。信頼できる学校の先生や塾の先生と練習し、自信を持って面接に臨むことができるように対策しましょう。

<電気工学科>

①筆記試験

②小論文

③面接

①筆記試験

試験当日は数学の筆記試験が行われます。試験時間は75分です。2023年度入試では、数学Ⅰ、数学Aの内容理解を問う問題が出題されました。2022年度、2021年度入試では、数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学Bの内容理解を問う問題が出題されました。

②小論文

2023年度入試の小論文のテーマは、「節電に貢献できる電気工学」でした。A4版用紙1枚に、50分でまとめるという試験でした。2022年度、2021年度入試については、過去問が学校HPに掲載されていますので、確認してください。

https://www.nihon-u.ac.jp/admission_info/application/past_test/ao/

③面接

面接では入学意欲が高いか、アドミッションポリシーに合致しているかどうかが問われます。アドミッションポリシーをしっかりと確認し、大学が求める学生であることをアピールできるようにしましょう。また、志望理由や入学後に学びたいテーマなどについて、より詳しく説明を求められることが想定されます。信頼できる学校の先生や塾の先生と練習し、自信を持って面接に臨むことができるように対策しましょう。

<電子工学科>

①事前課題

②口頭試問

③面接

①事前課題

出願後、10月上旬に「事前課題」が郵送されます。この課題に対する報告書(事前課題報告書)を作成し、指定された期日までに大学に返送します。

2023年度入試の事前課題は「数学及び理科の問題」でした。内容の詳細は公開されていません。

②口頭試問

試験当日には口頭試問が行われます。事前課題に関する口頭試問、数学・理科(物理)・英語に関する口頭試問が行われます。

③面接

面接では入学意欲が高いか、アドミッションポリシーに合致しているかどうかが問われます。アドミッションポリシーをしっかりと確認し、大学が求める学生であることをアピールできるようにしましょう。また、志望理由や入学後に学びたいテーマなどについて、より詳しく説明を求められることが想定されます。信頼できる学校の先生や塾の先生と練習し、自信を持って面接に臨むことができるように対策しましょう。

<応用情報工学科>

①事前課題

②口頭試問

③面接

①事前課題

出願後、10月上旬に「事前課題」が郵送されます。この課題に対する報告書(事前課題報告書)を作成し、指定された期日までに大学に返送します。

2023年度入試の事前課題は「数学及び理科の問題」でした。内容の詳細は公開されていません。

②口頭試問

試験当日には口頭試問が行われます。事前課題を含む数学・理科(物理)・英語に関する口頭試問が行われます。

③面接

面接では入学意欲が高いか、アドミッションポリシーに合致しているかどうかが問われます。アドミッションポリシーをしっかりと確認し、大学が求める学生であることをアピールできるようにしましょう。また、志望理由や入学後に学びたいテーマなどについて、より詳しく説明を求められることが想定されます。信頼できる学校の先生や塾の先生と練習し、自信を持って面接に臨むことができるように対策しましょう。

<物質応用科学科>

①筆記試験

②小論文

③面接

①筆記試験

筆記試験では、化学基礎及び化学に関する問題が出題されます。試験時間は35分です。

②小論文

2023年度入試の小論文試験は、世界や日本の社会問題の中で関心のあるテーマを一つ挙げ、それに対して化学はどのように貢献していけるか400字程度で記述させるものでした。試験時間は30分です。2022年度、2021年度入試においても、社会問題について化学の観点からどのように関わっていくかを問う内容のテーマが出題されています。身近な社会問題に目を向け、それに対して化学の観点からどのようなアプローチができるか、自身の考えをまとめておくとよいでしょう。詳細は、学校HPに過去問が掲載されていますので、確認してください。

https://www.nihon-u.ac.jp/admission_info/application/past_test/ao/

③面接

面接では入学意欲が高いか、アドミッションポリシーに合致しているかどうかが問われます。アドミッションポリシーをしっかりと確認し、大学が求める学生であることをアピールできるようにしましょう。また、志望理由や入学後に学びたいテーマなどについて、より詳しく説明を求められることが想定されます。信頼できる学校の先生や塾の先生と練習し、自信を持って面接に臨むことができるように対策しましょう。

<物理学科>

①事前課題

②筆記試験

③事前課題の内容に関するプレゼンテーション

④面接

①事前課題

出願後、10月上旬に「事前課題」が郵送されます。郵送される数学と理科の課題に解答し、指定の期日までに大学に提出します。提出した報告書(事前課題報告書)に対する質問やコメント(指導)が大学から返送されます。それらに対する解答を含めた事前課題のプレゼンテーション資料を作成し、試験当日に持参します。

事前課題の出題範囲は、数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B、物理基礎、物理です。

②筆記試験

試験当日は60分間の筆記試験が行われます。試験の内容は、事前課題の内容を含めた数学と物理に関する基本的な問題です。出題範囲は、数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B、物理基礎、物理です。

③事前課題の内容に関するプレゼンテーション

事前課題の内容について、A2サイズまでのポスター1枚を用いて5分以内で発表します。発表後、プレゼンテーションに関する質疑応答が行われます。

④面接

面接では入学意欲が高いか、アドミッションポリシーに合致しているかどうかが問われます。アドミッションポリシーをしっかりと確認し、大学が求める学生であることをアピールできるようにしましょう。また、筆記試験の解答に関する口頭試問も行われます。

<数学科>

①事前課題

②筆記試験

③面接

①事前課題

出願後、10月上旬に「事前課題」が郵送されます。郵送された数学の課題に解答し、指定の期日までに報告書(事前課題報告書)を提出します。事前課題の出題範囲は、数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学Bです。

②筆記試験

筆記試験では、課題に関連した問題についての記述式問題が出題されます。試験時間は年度によって異なりますが、2023年度入試は75分でした。

③面接

面接では入学意欲が高いか、アドミッションポリシーに合致しているかどうかが問われます。アドミッションポリシーをしっかりと確認し、大学が求める学生であることをアピールできるようにしましょう。また、筆記試験の解答に関する口頭試問も行われます。

◆募集人員・倍率情報

募集人員は

 土木工学科15名、交通システム工学科15名、建築学科3名、

 海洋建築工学科15名、まちづくり工学科6名、機械工学科6名、

 精密機械工学科9名、航空宇宙工学科5名、電気工学科5名、電子工学科6名、

 応用情報工学科3名、物質応用化学科10名、物理学科7名、数学科12名 

です。

倍率は

2023年度入試2022年度入試2021年度入試
土木工学科1.01.0
交通システム工学科1.11.0
建築学科1.01.0
海洋建築工学科1.31.2
まちづくり工学科1.21.0
機械工学科1.01.0
精密機械工学科1.11.1
航空宇宙工学科1.11.2
電気工学科1.81.0
電子工学科1.01.1
応用情報工学科1.03.0
物質応用化学科1.11.0
物理学科1.31.0
数学科1.21.2

出願条件が比較的易しいところに対し、倍率もそれほど高くないので、是非チャレンジしていただきたい入試です。

以上、日本大学理工学部の総合型選抜入試についてご紹介しました。

オーソドックスな試験なだけに、面接で語る内容で差がつく可能性があります。

自分がどんな未来像を持っており、それはどのような原体験から生まれた理想で、その理想を実現するために今、そして大学で何を学ぶのか。

話の中からこのようなストーリーを感じられる受験生に、面接官は納得し、魅力を感じます。

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