日本大学商学部の総合型選抜入試の倍率や過去問を紹介
2024/09/30
関東の有名中堅私立大学群である日東駒専の1つ、日本大学。
1889年(明治22年)に創立された日本法律学校を前身としています。現在は16学部86学科を有する、我が国最大規模の総合大学です。「自主創造」を教育理念として掲げており、自ら学び、自ら考え、自ら道をひらく人材を育成しています。
規模が大きい一方で、ゼミナールや外国語教育、実験・実習は少人数による指導を徹底しています。総合大学の特色を生かしつつ、少人数教育で専門性を高めて個性を伸ばし、社会で求められる専門力・実践力を養う教育を展開しています。
松戸歯学部は、都心からのアクセスがとてもよい千葉県松戸市にあり、緑あふれる落ち着いた環境で勉学に励むことができます。全国の歯学部附属病院の中でもトップクラスの患者数の附属病院での臨床実習を通じて、知識や技術だけでなく、円滑なコミュニケーションスキルを身に着けることができます。
この記事では、そんな日本大学松戸歯学部の総合型選抜入試について詳細を解説したいと思います!
◆日本大学松戸歯学部の総合型選抜入試の名称
日本大学松戸歯学部の総合型選抜入試は「日本大学松戸歯学部 総合型選抜」という名称で募集がなされています。
◆日本大学松戸歯学部のアドミッションポリシー
各大学学部のアドミッションポリシーは必ず読みましょう。大学側がどのような人材を求めているのかを把握し、そのための準備ができているかどうか自分を省みて試験対策をおこなっていく必要があります。
日本大学松戸歯学部の募集要項にはこのように書いてあります。
(要項より抜粋)
松戸歯学部の教育理念・目標に合致した人を選抜するために、基礎的学力、論理的思考力やコミュニケーション能力などに関する試験を実施し、医療人としての資質を総合的に評価し、以下の資質を持つ人を受け入れる。
AP1. 歯科医学を通じて社会に貢献する志を有する人。
AP2. 歯科医学を修得するための基礎的な学力とコミュニケーション能力を兼ね備えている人。
AP3. 自主的に学ぶ姿勢と創造性に富み、論理的で柔軟な思考力を有する人。
AP4. 他人に対する思いやりを持ち、社会的責任感が強く、多様な価値を受容する寛容性と奉仕的精神を備えている人。
AP5. 諦めない心で歯科医学を探求し、目標や意義を見出すために振り返りができる人。
募集要項のURL:
https://www.mascat.nihon-u.ac.jp/entrance_exam/schedule.html
◆出願条件・日程
日本大学松戸歯学部の総合型選抜入試は、第1期、第2期、第3期(※)の3回、行われます。(※)2024年度入試より新設
・エントリー期間 【第1期】 2023年9月1日(金)~15日(金)
【第2期】 11月1日(水)~12月6日(水)
【第3期】 2024年2月19日(月)~3月4日(月)
・出願時期 【第1期】 2023年9月16日(土)~9月30日(土)
【第2期】 12月7日(木)~21日(木)
【第3期】 2024年2月26日(月)~3月4日(月)
・試験日 【第1期】 2023年10月21日(土)
【第2期】 2024年1月20日(土)
【第3期】 3月9日(土)
・合格発表日 【第1期】 2023年11月8日(水)
【第2期】 2024年2月2日(金)
【第3期】 3月22日(金)
出願条件は、次の要件を全て満たす者です。
(1)本学部を第一志望とし、合格した場合には必ず入学することを確約できる者。
(2)エントリー出願後にアドミッション・ポリシー及び教育内容等を理解した上で、出願できる者
※出願前のエントリー期間に、エントリーシートを提出する必要があります。エントリーシートには、志望理由や自己PRなどを記述します。詳細は、松戸歯学部の公式HPで確認してください。
https://www.mascat.nihon-u.ac.jp/entrance_exam/schedule.html
◆試験内容
①基礎学力検査(60分)
②小論文
③面接
①基礎学力検査(60分)
試験当日は、60分間の基礎学力検査が行われます。出題科目は英語、数学、国語(古文、漢文を除く)で、高校を卒業するにあたっての基本的な知識レベルを問う問題が出題されます。配点は100点です。
②小論文
小論文試験の試験時間は60分、字数は500字以上600字以内です。配点は50点です。
2024年度入試の小論文試験のテーマは、以下のとおりでした。
<第1期>現代の国際紛争と歯科医師の役割について、あなたの考えを述べなさい。
<第2期>日本の目指すべき歯科医療について、あなたの考えを述べなさい。
松戸歯学部の公式HPに、過去5年分の小論文試験のテーマが掲載されていますので、確認して対策しましょう。
(https://www.mascat.nihon-u.ac.jp/entrance_exam/report.html)
③面接
面接の配点は50点です。面接では入学意欲が高いか、アドミッションポリシーに合致しているかどうかが問われます。アドミッションポリシーをしっかりと確認し、大学が求める学生であることをアピールできるようにしましょう。
※小論文と面接にはそれぞれ最低基準が設けられており、基準に達していない場合は、総合得点が合格最低点を超えていても不合格となります。
※総合得点が同点の場合、基礎学力検査の評価点が高い者を優先とし、更に同点であった場合は面接の評価点が高い者を優先とします。
◆募集人員・倍率情報
募集人員は
歯学科 (第1期)12名、(第2期)3名、(第3期)2名 です。
倍率は
2024年度入試 | 2023年度入試 | 2022年度入試 | |
歯学科(第1期) | 1.1 | 1.0 | 1.0 |
歯学科(第2期) | 1.0 | 1.0 | 1.0 |
歯学科(第3期) | -※志願者なし |
出願条件が比較的易しいところに対し、倍率もそれほど高くないので、是非チャレンジしていただきたい入試です。
以上、日本大学松戸歯学部の総合型選抜入試についてご紹介しました。
オーソドックスな試験なだけに、面接で語る内容で差がつく可能性があります。
自分がどんな未来像を持っており、それはどのような原体験から生まれた理想で、その理想を実現するために今、そして大学で何を学ぶのか。
話の中からこのようなストーリーを感じられる受験生に、面接官は納得し、魅力を感じます。
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