──72 時間で「合格を引き寄せる志望理由書」を完成させる、灼熱の3日間を完全レポート!
はじめに|“合宿”という名の超濃縮ブートキャンプ
「まだ志望理由書が白紙なのに、もう夏休み……」
「小論文の型も面接のコツも分からないまま受験学年に突入した」
そんな受験生に向けて、Blue Academy は毎年夏休み前半に2 泊3 日の超集中合宿を実施しています。合格率 89.4%を生み出すメソッドを“濃縮パック”で体得させる—それが本合宿のミッション。
72 時間の全プログラムと参加者の変化を余すところなく取材してきました。この記事では、単なるタイムテーブル紹介ではなく
- なぜ 3 日で志望理由書が仕上がるのか
- 「変数トレーニング」や「UI×UX 授業」が合格にどう効くのか
- 参加者が体感した“マインドセットのスイッチ”
──まで立体的にお伝えします。
DAY 1|“問題解体ショー”で思考の歯車を回す
09:00 開会式・オリエンテーション
合宿地は都心から 90 分、緑に囲まれた研修施設。講師陣 7 名と運営スタッフが出迎え、開会式で合格方程式=「自己理解 × 研究テーマ × 表現力 × 面接耐性」を提示。
ディレクター佐藤のひと言
「この 72 時間でやることはシンプル。“合格変数”を全部揃えて帰宅する。それだけです。」
10:00 小論文読解① “アクター分析”
ウォームアップは慶應 SFC の過去問を題材に、アクター(利害主体)を抽出→関係線で因果を可視化するワーク。参加者は模造紙にペンを走らせながら「文章を読む=構造を剥く行為」と腑に落ちた顔。
高3・Nくん(理系)
「国語は苦手でしたが、登場人物を『影響を与える側⇔受ける側』で並べ替えたら論旨が一発で分かりました。」
14:00 小論文読解② “矢印ダイアグラム”
午後は要因を時系列に並べ、“A→B→C”の矢印の太さを調整して再構成。これは後日の志望理由書にも流用できる「問題設定→解決策→期待効果」を描く骨格になるとのこと。
DAY 2|UI×UX×自己探究──“キャラを演じ切る”デザイン戦略
09:00 芸術教養Ⅰ(UI 基礎)
2 日目の午前は意外にも「デザイン講座」。でも理由を聞けば納得です。
- 志望理由書・ポートフォリオは“紙面 UI”。見た瞬間に「読ませ感」を演出できるレイアウトが必須。
- 面接・プレゼンテーションは“体験 UX”。服装からスライドの世界観まで「一貫したキャラ」を設定すると説得力が跳ね上がる。
配色テンプレや余白の黄金比を学んだ後、参加者は自分の書類を 30 分でリデザイン。粗削りでも“統一フォント+アクセントカラー”だけで劇的に読みやすくなり、会場がどよめきました。
13:30 芸術教養Ⅱ(UX 応用)
午後は実践編。人気漫画の人物相関図をビジネス書のインフォグラフに“置換”する課題で「情報圧縮と視認性」のトレードオフを体感。
高2・Aさん(文系)
「『自己 PR の段落は赤→研究計画は青』と色軸を決めただけで、教授が迷わず質問できる書類になると気付きました。」
DAY 2 Night|本気の模擬面接で“倫理観”を言語化
夜 7 時、講師 3 名 vs 受験生 1 名の教授面接フル再現がスタート。
- 質問は全て射程外:政治・経済・環境・哲学まで横断
- “倫理観”チェック:自分の研究が誰を幸せにし、誰を傷つけ得るか
回答が表層的だと即座に「なぜ?」「根拠は?」と深掘りが飛ぶ。録画をその場で視聴しながら、講師が“言い切り不足”“論点飛躍”を秒で指摘。
高3・Sさん(地方公立)
「怖かった(笑)。でも“利害逆転”を突っ込まれて、“それでも私がやる意義”を言葉にできた瞬間、初めて研究テーマが自分のものになりました。」
DAY 3|マルチテーマ統合プレゼンで“思考の器”を拡張
最終日は参加者 3 名一組で異分野テーマを 1 枚のシステム思考マップに統合する超ハード課題。
チーム | 個別テーマ | 統合コンセプト |
A | 歯科衛生 × 自己愛性人格障害 × 発電エネルギー | 「貧困連鎖とエネルギー格差を断つ量子スマートグリッド」 |
B | AI 失業 × 農業 IoT × 文化財保護 | 「地域循環型シティの持続可能雇用モデル」 |
異物同士を“概念レイヤー”でくっつける訓練により、発想の射程が一気に拡大。
講師コメント
「大学院レベルのシステム図を 90 分で描いてきたのは驚き。総合型選抜は“思考の器”を見ています。ここで器の大きさを底上げできた受験生は強い。」
個別添削&伴走サポート|数字で見る 72 時間の成果
項目 | 合宿前平均 | 合宿後平均 | 伸び率 |
志望理由書完成度(※講師5段階評価) | 1.2 / 5.0 | 4.2 / 5.0 | +250% |
小論文構造得点(過去問換算) | 42 / 100 | 71 / 100 | +29pt |
面接対応力(想定外質問正答率) | 28 % | 74 % | +46pt |
総評:例年 2 週間以上かかる仕上げフェーズを合宿内でほぼ完結。残りの夏休みは“加点活動”に丸ごと使える状態へシフト完了。
参加者アンケート|“行動変容”が最大の土産
感情の変化 | Before | After |
「志望理由に自信がある」 | 12 % | 88 % |
「探究テーマが定まった」 | 18 % | 91 % |
「合格イメージが描ける」 | 9 % | 84 % |
高3・Kくん
「書類と面接と小論文を“別競技”と思ってたけど、全部が一つの論理線で繋がる感覚を掴めた。帰宅したらすぐ追加実験に着手します!」
編集後記|“72 時間で人生を前倒しする”という体験
取材する側の私でさえ、合宿最終日のプレゼンを見終えた瞬間「え、高校生だよね?」と二度見するほどの成長速度でした。
- 思考を可視化する型
- アウトプットを磨く UI/UX の視点
- 倫理観と言語化を往復する面接訓練
この三点が短期間で連動したことで、参加者は“合格変数”を一気に揃えられたのだと感じます。受験は情報戦—そして行動量戦。3 日間というタイムボックスは、迷いを捨て“実行モード”のスイッチを押す最高の仕掛けでした。
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